ボディパンプ78-6「Raise Your Glass」 テクニックポイント
2023年6月14日(水)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
トラック6・バイセプスは、リリース78より「Raise Your Glass」。
このリリースで初登場した「バイセプスロー」のテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【48-1】 |
全身 |
2.スクワット |
【50-2】 |
脚/臀部 |
3.チェスト |
【31-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
【88-4】 |
背中/もも裏/臀部/肩 |
5.トライセプス |
【96-5】 |
腕裏 |
6.バイセプス |
【78-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
【88-7】 |
脚/臀部 |
8.ショルダー |
肩 | |
9.コア |
腹筋群 | |
10.クールダウン |
- |
レッスン後記
トラック6・力こぶを鍛えるバイセプスは、リリース78より「Raise Your Glass」。
レスミルズミュージックでは、非常に人気の高いP!nkさんの楽曲。
このバイセプスカールトラックも、やはり人気の高いトラックの一つです。
全4セットのバイセプストラック。
このトラックで行う種目ではバイセプスカールと、このリリースで初登場した「バイセプスロー」が特徴的。そのバイセプスローを行う意味合いとそのフォームを解説してみます。
ボディパンプ78-6:バイセプスローのテクニックポイント
このトラックで初登場したバイセプスローは、後半部分となるセット3・4で実施。このバイセプスローは、トラック4・バックで行うデッドローに近い動作で、上半身を前傾させバーベルを引っ張ってきます。
そもそもバイセプストラックで「なぜにデッドローするの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと。結論としてはこのバイセプスロー、ずばり「アクティブリカバリー」の意味合いがあります。
ひたすら肘の曲げ伸ばしで力こぶである上腕二頭筋を鍛えるバイセプスカールは、単純動作ですが、一方で筋疲労が一気に蓄積します。その蓄積した疲労を、ローイング動作でリカバリーさせましょう、ということになります。
アンダーグリップでのバイセプスローでは実際に引っ張る際、その動き上、上腕二頭筋が若干関与します。なので、全く力こぶが使われていない、ということではありません。が、バイセプスカールと比べたら関与が落ちるので、アクティブリカバリーになるというわけです。
そんなアクティブリカバリーなバイセプスロー、「みぞおち方向に引っ張る」がテクニックポイントです
↓セット
↓前傾
↓バイセプスロー・みぞおち方向に引く(重要!)
↓リセット
↓セット
↓前傾
↓バイセプスロー・みぞおち方向に引く(重要!)
↓リセット
バイセプスローはデッドロー同様、上半身を前傾させ、自身に向けて引っ張ってきます。
ここでバイセプスローの大事なポイント。
バーベルを引っ張ってくる際、通常のデッドローはおへそ方向ですが、一方このバイセプスローは↓
みぞおち方向に引っ張ります。そうすることで、デッドローよりも肘関節がより深く曲がります。
深く曲がるということは、上腕二頭筋の関与が増します。なのでアクティブリカバリーにも関わらずですが、少なからずでも力こぶを使わせましょう、というのがバイセプスローの真相。
時折登場するバイセプスローは、みぞおち方向に引っ張っていくようにコントロールしましょう!