ボディパンプ77 バックトラック・パワープレスのテクニックポイント
2023年3月8日(水)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
トラック4・バックは、リリース77より「Hold Me Tonight (Manox Remix)」。
このリリースにて初登場した、今ではボディパンプ・バックトラックでポピュラーな種目になった「パワープレス」。
そのテクニックのポイントの解説をします。
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【46-1】 |
全身 |
2.スクワット |
【59-2】 |
脚/臀部 |
3.チェスト |
【77-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
背中/もも裏/臀部/肩 | |
5.ライセプス |
【111-5】 |
腕裏 |
6.バイセプス |
【43-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
【99-7】 |
脚/臀部 |
8.ショルダー |
【55-8】 |
肩 |
9.コア |
腹筋群 | |
10.クールダウン |
- |
レッスン後記
トラック4のバックは、リリース77より「Hold Me Tonight (Manox Remix)」。
このリリースといえば、パワープレスが初登場したのがこのトラック。
今では、ボディパンプ・バックトラックのポピュラーな種目の一つになったパワープレス。
ちょうど12年ほど前になりますが、当時それを目にした時は衝撃の一言。
「バーベルを連続3回持ち上げなれるのか?」と不安になったり(苦笑)。
改めて、そのパワープレスのテクニックポイントをおさらい・解説します。
ボディパンプ#77-4:パワープレスのテクニックポイント
そもそもパワープレスを行う意図は、従来からの種目である「クリーン&プレス」同様、そしてそれ以上に
より全身の筋肉を動員
↓
心拍数アップ
↓
カロリー消費促進
↓
脂肪燃焼促進
といった意図の一端があります。
「より全身の筋肉を動員」という点でからもわかるように、ハードな種目と言えます。
そのハードな種目を出来るだけ正しいフォームで行うポイントは「目線」と「両膝のコントロール」2点です。
↓セットポジション:足腰幅程度
↓バーベルキャッチ
↓パワープレスアップ3回
↓リバース
連続3回に渡って真上にプッシュするパワープレス。
クリーン&プレスよりバーベルが頭上にある時間が長い種目。
それだけに目線も一緒にバーベルを追いがちになります。
目線がバーベルにもってかれると、当然ながら顎が上がります。
顎が上がると、腰が反ってしまうデメリットが生まれるリスクアップへ。
目線は正面に残しながら連続プッシュを!
クリーン&プレスの基本的テクニック同様、膝を柔らかく使って行うことが重要なテクニックの一つ。
バーベルをキャッチする際に↓
必ず両膝を軽く曲げるようにします。
そうすることにより、下半身の筋肉を動員させ運動量をアップさせます。
一方で、膝関節や腰部への負担を出来るだけ下げる意味合いもあります。
なので棒立ち状態でのバーベルキャッチは、運動量が下がり、かつ関節に負担が掛かって、結果的に怪我の要因に繋がります。
クリーン&プレス同様、そしてそれ以上にパワープレスでは膝を柔らかく使いましょう!