ボディパンプ81-8 リアレイズ・マックレイズのテクニックポイント
2023年3月29日水月)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
トラック8・ショルダーは、リリース81より「Blood Is Pumping」。
多種目展開なこのトラック。
その中で登場する「ニーリング・リアレイズ」「マックレイズ」のテクニックポイントについて解説します。
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【41-1】 |
全身 |
2.スクワット |
【48-2】 |
脚/臀部 |
3.チェスト |
【31-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
背中/もも裏/臀部/肩 | |
5.トライセプス |
【118-5】 |
腕裏 |
6.バイセプス |
【38-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
【78-7】 |
脚/臀部 |
8.ショルダー |
【81-8】 |
肩 |
9.コア |
腹筋群 | |
10.クールダウン |
【106-10】 |
- |
レッスン後記
トラック8のショルダーは、リリース81より「Blood Is Pumping」。
ボディコンバットでのリリース20-4でも使用済みのトラック。
このトラックでは、登場する種目が非常に多めで、様々な角度から肩の三角筋に対して負荷を掛けていきます。
@プッシュアップ
Aニーリング・リアレイズ
Bマックレイズ
Cローテータレイズ
Dローテータレイズwithプレート・ショルダープレス
Eアップライトロー
Fバーベル・ショルダープレス
合計7種目を次々に行っていきます。
このページでは、Aの「ニーリング・リアレイズ」とBの「マックレイズ」のフォーム・テクニックの解説をしてみます。
ボディパンプ81-8:ニーリング・リアレイズのポイント
トラック冒頭は、プッシュアップからスタート。
その後、間髪入れずにプレート持ってのニーリング・リアレイズに移行します。
ニーリング・リアレイズはそのフォーム上、肩の裏側である「三角筋後部」を主に鍛えます。
肩の裏側は、日常生活で使う頻度が少ない箇所で、肩の筋肉のボリューム感を出すには、おススメな種目とも言えます。
しっかりボリューム感を出すためのテクニックポイントは「上半身の前傾」「腕の軌道」の2つが肝要です↓
↓片膝ついてセット
↓上半身前傾セット
↓リアレイズ
片膝ついての、肩裏を鍛えるニーリング・リアレイズ。
この種目での重要なテクニックポイントの一つは、上半身の向きです。
必ず上半身を前傾させるようにします。
そうすることで、肩裏に対してしっかり負荷が掛かる・乗ります。
この種目でよくあるのが、前傾すべき身体の状態が真っ直ぐ立ったままのエラーフォームになりがちです。
真っ直ぐ立ったままで両腕を左右に開くそれは、肩の中央部を鍛えるサイドレイズになってしまいます。
胸を膝を近づけるようにしながら、必ず上半身の前傾を保ち、種目の意図から外れないようにしましょう!
ニーリング・リアレイズ重要なテクニックポイント2つ目は、両腕の軌道です。
身体を正面に見た時は、両膝の角度が90度になるまで持ち上げます。これは簡単動作。
問題は、身体を横から見た時の腕の軌道。
両腕は肩の真横のラインでしっかり開くようにします。
そうすることで前述の上半身前傾同様に、真横に開くことで三角筋後部に負荷が掛かります。、
これが行っていると↓
斜め後ろっぽいエラーフォームになりがちなのがこの種目の落とし穴。
肩がすくまないように首を長く保ちながら、真横にしっかり開くようにコントロールさせましょう!
ボディパンプ81-8:マックレイズのテクニックポイント
ニーリング・リアレイズのあとは、スタンディング状態になってマックレイズを行います。
マックレイズは、片腕は肩の真ん中を鍛える「サイドレイズ」を、もう一方の腕は肩の前を鍛える「フロントレイズ」を交互に入れ替えながら行います。
一つのフォームで二つの筋肉を鍛える事が可能な、非常に効率的な種目と言えます。
なのでこの種目は、ボディパンプに限らず、通常トレーニングでもおススメ種目。
そのおススメ種目・マックレイズは「フロントレイズのコントロール」「身体を振らない」などがテクニックポイントです↓
前に腕を持ち上げ、肩の前「三角筋前部」を鍛えるフロントレイズ。
挙上させる際は、プレート持った腕の肘をしっかり伸ばし、プレートや手の平を身体から出来るだけ遠ざけながら行うようにします。
そうすることで、肩の筋肉に負荷がしっかり掛かるようになります。
これが行っていると、持ち上げた時に肘が曲がるようなフォームになりがちに。
そうなると、腕の長さが短くなるので、結果肩への負荷が落ちてしまいます。
このトラックではプレート動作ですが、これはバーベルでも共通して言えるテクニックポイント。
肘を伸ばして、腕を身体から遠ざけましょう!
マックレイズのテクニックポイント2つ目は、体幹のコントロールです。
サイドレイズとフロントレイズを交互に行うそのフォーム・姿勢は、疲労蓄積していくと↓
上半身を振るような、反動動作が生まれがちに。
反動動作が生まれると、肩への負荷がやはり下がり、かつ腰への負担が増す・痛める・種目の意図からずれるなどのリスクが上がります。
これを防ぐには、お腹に力を入れる・腹圧を高めるが重要。
体幹がグラグラにならないように、お腹を締めて肩に対して効率的に負荷を掛けましょう!