ボディパンプ・トライセプスプレスの正しいフォーム・やり方
2022年8月3日(水)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
トラック5の腕裏・トライセプストラックは、リリース#97より「Wating For Love」。
トラック前半に登場する、ボディパンプではポピュラーな種目「トライセプス・プレス」。
正しいフォーム・やり方は?
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【68-1】 |
全身 |
2.スクワット |
脚/臀部 | |
3.チェスト |
【102-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
【94-4】 |
背中/もも裏/臀部/肩 |
5.トライセプス |
【97-5】 |
腕裏 |
6.バイセプス |
【78-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
【96-7】 |
脚/臀部 |
8.ショルダー |
【83-8】 |
肩 |
9.コア |
【121-9】 |
腹筋群 |
10.クールダウン |
【121-10】 |
- |
レッスン後記
2022年8月最初のボディパンプ・マスタークラス。
トラック5のトライセプスは「Wating For Love」。
@トライセプス・エクステンション
Aトライセプス・プレス
Bトライセプス・プッシュアップ
Cスタンディング・オーバーヘッドエクステンション
の4つで構成。
それぞれの種目において、レップ数多めなので高強度トライセプストラック。
そんな中で、「多関節運動」であるトライセプス・プレスの正しいフォーム・やり方は?
ボディパンプ#97-5:トライセプス・プレスのポイント
トライセプス・プレスは、他の種目と比べると、腕裏への負荷・強度が若干落ちます。
その理由は、前述した「多関節運動」という点に着目。
トライセプス・プレスは、肘関節と肩関節の2つの関節を動かす種目。
腕裏の上腕三頭筋、胸の大胸筋下部に対して負荷が掛かるので、ある種負荷が分散されます。
一方、このトラック他の種目は、肘関節のみを動かす「単関節運動」なので、上腕三頭筋のみに負荷が掛かって、強度が上がります。
ですので、トライセプス・プレスは強度が下がる分、リリースによって、リカバリー的な意味合いを持ったりします。
その点から見て、リリース#97のトライセプス・プレス。
レップ数多め、かつ「4ボトムハーフパルス」も多めなので、強度高めと言えます。
強度が低くても、正しいフォーム・やり方で二の腕引き締めを図りましょう!
↓セット
↓プレスダウン
↓リセット
・肩幅でバーベルを持つ
・肩の真上でバーベルセット
・肘関節と肩関節を動かしてバーベルを移動
・みぞおち方向に向けてバーベル下ろす(重要)
・脇をしっかり締める(重要)
解説@:バーベル下ろす位置はみぞおち!
肩の真上でバーベルセット・肩幅で持ったら、みぞおち方向に向けて下ろしていきます。
その方向に向けて下ろすと、丁度肘関節が90度程度に屈曲されます。
この90度程度が、上腕三頭筋がしっかり伸長され負荷が掛かります。
これがレップを重ねていくと、、おへそや胸のトップ下になったりのエラー動作になる可能性が。
そうなると、上腕三頭筋の関与が薄まるので要注意ポイントですよ!
解説A:脇を締めないと効きづらい!
前述の「みぞおち方向に向けて」の次に重要なのが、脇のコントロール。
下ろす際は、両腕を必ず脇を締めて動作を繰り返します。
そうすることで腕裏にしっかり負荷を掛けることが出来ます。
脇が開くと、胸の筋肉に負荷が掛かりやすくなり、腕裏に対しては不利です。
なので
「腕の内側が身体の外側に触れるように」
のイメージで行いましょう!