ボディコンバット71-8 パワー3 テクニックポイント
2023年5月12日(金)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック8・パワー3は、リリース71より「Come Alive」。
セット1・2でのコンバットスタンス、セット3でのフロントスタンス、それぞれのパンチや防御動作のテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ上半身 |
Alvaro, Lil Jon & Jetfire | |
1.ウォーミングアップ下半身 |
Corti & La Medica & Andry | |
2.コンバット1 |
Beam vs Cyrus feat. MC Hammer | |
3.パワー1 |
【19-2】 |
Greensleeves |
4.コンバット2 |
Knife Party & Tom Staar | |
5.パワー2 |
ToneTonic | |
6.コンバット3 |
DJ Herbie | |
7.ムエタイ |
Nick Skitz and Remix | |
8.パワー |
Netsky | |
10.クールダウン |
簡易ストレッチ |
レッスン後記
トラック8・パワー3は、リリース71より「Come Alive」。
2リカバリー・全3セット構成のパワー3。
セット1・2でのコンバットスタンス、速いテンポ・リズムのパンチング動作。セット3での横移動を加えた、やはり素早くインパクト溢れるパンチング動作が特徴的。
セット1・2とセット3での全く違うコリオ展開のコントラストが、曲調と相まってグッドな一曲。
コンバットスタンス・フロントスタンス、それぞれのパンチング動作のテクニックポイントを解説してみます。
ボディコンバット71-8:コンバットスタンスでのテクニックポイント@
コンバットスタンスでの2つのリズムが異なるパンチング動作。なので心拍数を大いに刺激してくれます。
一つ目は、相手のパンチ動作をはじく「パリー」を交えた「ジャブ・パリー・ジャブ」の3連打。
ジャブでは膝を軽く緩めて体幹との連動で正面に打ち込みます。打ち込み時は、しっかり脇を締めてコンパクトかつインパクトアップさせましょう!
そしてこの3連打のポイントは、ジャブの間に挟まれたパリー。「パンチとパリーの重心コントロール」を上手く使ってボディコントロールさせます↓
↓コンバットスタンス
↓ジャブ
↓パリー
↓ジャブ
↓コンバットスタンス
↓ジャブ
↓パリー
↓ジャブ
セット1・2冒頭、ジャブから始まる3連打。
その2つ目の、相手のパンチをはじく・すかす意味合いのパリー。後ろの腕・手の平を真横に動かす・スライドさせるようにします。
そのパリーのボディコントロールが重要で、重心をやや後方に傾けるようにします。一瞬ですがはじきながら重心移動させましょう。
そしてそれを踏まえて、パンチとパリーの重心移動もチェック。余裕があれば↓のように
@ジャブで前
↓
Aパリーで後
↓
Bジャブで前
といったように、「前」→「後」→「前」とキビキビと動きましょう!
ボディコンバット71-8:コンバットスタンスでのテクニックポイントA
前述のパリーを交えたパンチング動作の直後やってくる、やはり3連打となる「ジャブ・ジャブクロス」。
パリーの方での3連打は前振りで、こちらの3連打がコンバットスタンスでの肝動作。
1発目のジャブと、素早くジャブ・クロスを一気の打ち込み。本当に速い展開なので、お腹を締めつつ、膝を緩めながら体幹をしっかり連動させます。
そして、その最後の3発目のクロスは「やや膝を曲げて打ち込む」が重要ポイントになります。
↓コンバットスタンス
↓ジャブ
↓ジャブ・クロス
↓コンバットスタンス
↓ジャブ
↓ジャブ・クロス
素早い打ち込み3連打、その最後のクロスは膝を軽く曲げて行うようにします。
軽くランジダウンさせてのクロスなので、ターゲットは顔というよりも胸やお腹のボディ寄りに。首から下をターゲットとしながら、一瞬頭を下げてのボディクロスを!
そのボディクロス時は、後ろ脚のカカトを必ず持ち上げて運動強度を上げましょう!
ボディコントロール71-8:フロントスタンスでのテクニックポイント
トラック締め括り・セット3の肝となるのが、横移動を踏まえたパンチとダッキングを交えたコンビネーション。
パンチは「ジャブ・アッパー・フック」とボディコンバットの主要パンチ3つが全て網羅。これに相手からのパンチやキックをかわすダッキングを加えます。
LEVEL1では動きの確認する意味でローインパクトで。途中からのLEVEL2では、ダッキングも踏まえて全ての動作をパワーアップさせ、最後の最後の右左ジャブリピーター128発に繋ぎます。
「LEVEL2での横移動は出来るだけ遠くにホップ」「ダッキングは膝・腹筋・目線のコントロール」がテクニックポイントです↓
↓フロントスタンス
↓右方向へ右ジャブ・右アッパー
↓正面へ右フック・ダッキング
↓左方向へ左ジャブ・左アッパー
↓正面へ左フック・ダッキング
↓フロントスタンス
↓右方向へ右ホップジャブ・右ホップアッパー
↓正面へ右フック・ダッキング
↓左方向へホップ左ジャブ・左ホップアッパー
↓正面へ左フック・ダッキング
LEVEL1での横移動しながらのパンチは、歩きながらのローインパクト目で打ち込みます。
途中からのLEVEL2では、全ての動きをインパクトアップさせるので、横移動の「ジャブ・アッパー」は出来るだけ遠くに踏み込むようにして打ち込みたいので、膝を柔らかく使いながらホップさせ運動強度もアップさせましょう!
ホップさせて運動強度上げますが、打ち込み後は必ずガードに戻すようにして、出来るだけ正しいフォームをキープ!
パンチ3発の後、正面見ながら相手からの攻撃をかわすダッキング動作。ダッキングでは一瞬の動作で、頭の位置をやや下げるようにしますが、3つのポイントをおさえます
・膝を軽く緩める
棒立ちにならないように、必ず膝を軽く緩めるようにして身体をやや沈めます。棒立ち状態は腰背部への負担が増すので要注意です。
・腹筋を意識
やや身体を沈み込んだ時に、腹筋群の腹直筋を縮める「クランチ」の要素を加えるようにします。
・目線は正面に残す
沈んだ際は、目線もつられてフロア方向に落ちがち。身体を沈めても、ガードを残しつつ目線は正面に残しましょう!