ボディコンバット10-7 コンバット3 テクニックポイント
2023年5月9日(火)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック6・コンバット3は、リリース10より「Right Type Of Mood」。
2つのコンビネーション動作、それぞれのテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ上半身 |
Alvaro, Lil Jon & Jetfire | |
1.ウォーミングアップ下半身 |
Corti & La Medica & Andry | |
2.コンバット1 |
The Grim Reaper | |
3.パワー1 |
【19-2】 |
Greensleeves |
4.コンバット2 |
Knife Party & Tom Staar | |
5.パワー2 |
ToneTonic | |
6.コンバット3 |
DJ Herbie | |
7.ムエタイ |
Nick Skitz and Remix | |
8.パワー |
Netsky | |
9.コンディショニング |
DITA | |
10.クールダウン |
Hannah Kerr |
レッスン後記
トラック6のコンバット3は、リリース10より「Right Type Of Mood」。
トラック全体、比較的スピーディな展開なので強度高め。なのでアクティブリカバリーの意味合いのあるコンバット3ですが、このトラックは別物。呼吸に気を配りながら進めたいところ。
とは言え、曲とやってくるコンビネーションは個性的・実践的で面白いところ。
そのやってくるのコンビネーションは2つの↓
@デコイターンを交えたコンボ
Aシンプルなバックキックコンボ
それぞれのテクニックポイントを解説してみます。
ボディコンバット10-7:デコイターンコンボのポイント
フロントスタンスにて、横移動しながらの「ダブルジャブ+サイドエルボー」のスピーディ動作のあとにやってくる、コンバットスタンスでのコチラのコンボ。
相手からの攻撃をすかすデコイターンと、やはり素早く動作からスタート。
デコイターンは身体全体というよりは、おへそから下で素早く体勢を入れ替えるようにコントロールを。
直後にフックを、完成形でフロントニー&フロントキックの2連打を蹴り込み完成形に。
動作全体、ボディコンバットの定義である「捻転動作」にて、身体をコンパクトに捻るようにしながら行います。
その捻転動作を行いつつ「フックはデコイターンの反動を使う」「ニー&キックは奥足なので腰&臀部を遠くに押し込む」がテクニックポイントになります!↓
↓コンバットスタンス
↓デコイターン
↓フック
↓フロントニー
↓フロントキック
↓コンバットスタンス
↓デコイターン
↓フック
↓フロントニー
↓フロントキック
コンビネーション最初のデコイターンのあとに打ち込むフックの動作。フックの基本的テクニックである
・カカトを床から持ち上げる
・腰を大きく回す
・手首が目の前に来るまで真横に打ち込む
をおさえつつ、このコンビネーションではデコイターンの反動も使いながらの打ち込みでインパクト上げます。
その反動動作とは、デコイターンの捻転動作でスタンスが入れ替わった際に一瞬の間が出来ます。
その間を「パワーに変換する溜めに変えて打ち込む」ようにさせましょう!
フックのあとのフロントニーとフロントキックの2連打。打撃音がついているので、それに合わせながら間髪入れず蹴り込みます。
この2連打は後ろ脚でのいわゆる奥足のそれなになるので、前脚よりもより正面方向により押し込む事が必要になります。そうでないと相手に届きませんし。
奥足での膝蹴りやキックは、自身の腰と臀部をより正面に押し込むようにしながら行いましょう!
ボディコンバット10-7:バックキックコンボのポイント
前述のデコイターンコンボのあとに登場する、バックキックを交えたコンビネーション動作。
正面にナイフストライク・手刀とバックキックの2つのみのシンプル構成で初心者の方でも難なくこなせます。
ナイフストライクは空手の動作になるので、膝を軽く曲げて重心をやや落とすようにしながらのボディコントロールを。
「ナイフストライクは動きが流れないように」「バックキックは自身のお尻の高さで蹴り込む」などがテクニックポイントになります↓
↓コンバットスタンス
↓ナイフストライク(手刀)
↓バックキック
↓コンバットスタンス
↓ナイフストライク(手刀)
↓バックキック
最初に正面へのナイフストライク。
前述通り空手の動作なので、腰をやや落として小指から相手の首目掛けて打ち込みます。
打ち込み時は、その相手の首元でフリーズ・留めます。
これが行っていると、動きが流れて振り抜くようなエラーフォームになります。
これは膝が伸び切った状態で行っていると、なりがちに。
なのでやや腰を落として行う意味がここにあります。
ナイフストライクは、重心やや落として首元フリーズで!
ナイフストライクのあと、後方へのバックキックの蹴り込み。バックキックの基本的テクニックは
・肩越しで目線を後方に
・カカトでプッシュし蹴り込む
・身体が出来るだけ開かないようにお腹締める
などがありますがもう一点、蹴り込む時の軌道は、自身の臀部の高さでプッシュ&プルさせます。
これが行っていると、何気に蹴り込みの脚を振り上げてしまうエラーフォームになりがちなのがこのキック。
自身のお尻の高さでコントロールさせましょう!