ボディパンプ84-4 バックトラックのテクニックポイント
2023年3月22日(水)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
トラック4・バックトラックは、リリース84より「Because The Night(Manian Bootleg Cut)」。
比較的シンプル展開のバックトラックのテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【47-1】 |
全身 |
2.スクワット |
脚/臀部 | |
3.チェスト |
【74-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
背中/もも裏/臀部/肩 | |
5.トライセプス |
腕裏 | |
6.バイセプス |
【53-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
【105-7】 |
脚/臀部 |
8.ショルダー |
肩 | |
9.コア |
【90-9】 |
腹筋群 |
10.クールダウン |
【90-10】 |
- |
レッスン後記
トラック4のバックは、リリース84より「Because The Night(Manian Bootleg Cut)」。
ボディコンバットでは、リリース#45-3・パワートラック1でも使用されている、レスミルズプログラムでは、人気ナンバーの一つ。
そのキャッチなサウンドが人気の秘訣で印象的。
このバックトラックは、全3セット構成で、比較的シンプル展開。
主には
@クリーン&プレス+シングルデッドロー
Aトリプルワイドロー
の、ボディパンプではポピュラーな種目・コンビネーションがポイントになります。
ボディパンプ84-4:クリーン&プレス+シングルデッドローのポイント
このトラックのメインコンビネーションは、クリーン&プレスとシングルデッドローを組み合わせた、バックトラックでのポピュラー種目。
クリーン&プレスのバーベルのアップ&ダウン動作で、
心拍数アップを図る
↓
カロリー消費促進
↓
脂肪燃焼促進
を狙います。
脂肪燃焼促進しつつ、シングルデッドローで背中引き締めも同時に図るという、二つの種目で様々意味合いがあります。
ポイントは「クリーン&プレスでの膝使い」で、全身動作に昇華させる点です。
↓クリーン&プレス
↓シングルデッドロー
心拍数アップ→カロリー消費促進→脂肪燃焼促進を狙っている、クリーン&プレスの動作。
その動作上、
脚
臀部
肩
と、様々な筋肉が動員される・使われるので、ある種全身のトレーニングと言えます。
クリーン&プレスを全身動作にしっかり昇華するためには、膝関節のコントロールが重要です。
バーベルを胸の前でキャッチする瞬間↓
同時に必ず両膝を軽く曲げるようにします。
そうすることにより、下半身の筋肉との連動を図ることに繋がります。
その膝を曲げる際、ショルダートラックの「プッシュプレス」でも言えますが、スクワットの基本的テクニックの一つでもある、膝がつま先より前に出ないように、臀部・腰を後方に引くようにします。
なので、バーベルキャッチ時に一瞬カカト重心になるようにコントロールさせましょう!
ボディパンプ84-4:トリプルワイドローのポイント
メインコンビネーションの「クリーン&プレス+シングルデッドロー」と共に、レップ数多めで登場するのが、トリプルワイドローの動作。
通常のデッドローと比べて違うのが、バーベルを持つ幅と効かせる筋肉。
バーベルは目一杯外側をキャッチします。
効かせる筋肉は、通常デッドローでは刺激が低い
「背中上部」「三角筋後部」
に対して刺激を加えるようになっています。
それらの筋肉にしっかり刺激を伝えるポイントは「おへそとみぞおちの間に引く」「脇を開いて引っ張る」ようにします↓
↓セット
↓ワイドロー
↓リセット
↓セット
↓ワイドロー
↓リセット
バーベルを目一杯外側を持ちながら引き寄せる、ワイドロー。
背中上部・肩後部に刺激多めとなりますが、バーベルを引いてくるポジションが重要。
通常デッドローがおへそに向けて引っ張ってきます。
一方、ワイドローの重要ポイント一つ目↓
必ずおへそとみぞおちの間に引っ張るようにします。
行っていると、通常デッドローのおへそ方向になりやすいので要注意。
重要ポイント二つ目は、必ず脇を開いて引っ張る点。
脇を左右に開いて引っ張ることで、この種目の目的である背中上部・肩後部に刺激を加える・働きかけるようになります。
他のリリースでも登場するワイドローは、この2点をチェックして、キレイな後姿を作りましょう!