ボディコンバット83のムエタイトラックが高強度な理由とそのポイント
2022年11月6日(土)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7のムエタイ「Victorious」。中身の濃いコリオ展開は、非常に高強度ムエタイトラック。ポイントは?
解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
H2K | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Scooter | |
2.コンバット1 |
Apashe feat. 740 Boyz & Dose | |
3.パワー1 |
【19-3】 |
Greensleeves |
4.コンバット2 |
Backstreet Boys | |
5.パワー2 |
Muzzy, Koven & Feint | |
6.コンバット3 |
Badlands Inc | |
7.ムエタイ |
7kingZ | |
8.パワー3 |
Cascada | |
10.クールダウン |
簡易ストレッチ |
レッスン後記
トラック7のムエタイは、ブログでも書きましたが「Victorious」。
全2セット構成で、1セット毎のコリオの中身が非常に濃い印象。
特徴的なのが、一度動き出したら、セット終了までほぼノンストップ展開。
なので、ムエタイトラックの中でも、屈指の高強度トラックと言えます。
行う動作は↓
@ランニングマンニー・リピーター
Aダブルジャブクロス+ディセンニングエルボー+ステップニーorジャンプニー
Bストリートブロウルダウンワードパンチ
の3つ。
トラックの運動強度を上げているのが、真下に打ち込むBのストリートブロウルダウンワードパンチ。
このパンチのレベルの表現が重要となります。
ポイントは「4回に1回のタイミング」です。
ボディコンバット#83-7:ストリートブロウルダウンワードパンチのポイント
非常にレップ数多めな「ストリートブロウルダウンワードパンチ」略して、ストリートパンチ。
(初登場は、リリース#27-7。)
真下方向にパンチを打ち込みます。
基本テクニックをおさらい↓
・パンチの軌道は垂直の真下へ
・打ち込んだ際は両脚を出来るだけ曲げてランジダウン
・腕を引いた際は肘を高く持ち上げる
これを踏まえた上で、このリリースのストリートパンチ。
通常のLEVEL1、4回に1回のタイミングで腕を高く持ち上げるLEVEL2。
そして、途中からアドバンスオプションのLEVEL3で、4回に1回のタイミングでジャンピングストリートパンチに変形・昇華させます。
↑4回目の打ち込み後、腕を高く持ち上げる
↑4回目の打ち込み後、腕を高く持ち上げ&ジャンピング動作を加える
前述のように、LEVEL2では4回に1回のタイミングで腕を写真のように高く持ち上げるようにします。
LEVELでは、その腕の高さをキープしつつ同時にジャンプさせます。
出来る範囲で身体をジャンプ・ホップ動作を。
高くジャンプするコツは、ジャンプする前の真下へのパンチと同時に行う両膝のランジダウンの深さ。
出来るだけ深く曲げて沈むことにより、それがパワーを溜めるジャンプへの反動動作に繋がります。
ランジダウンで深く沈んでのチャレンジを!
ジャンプ後は、着地と同時にパンチを打ち込みます。
これが、着地時に膝が伸び切りがちになるやすいです。
そうなると膝がロッキングして障害・怪我の伏線になります。
着地と同時に膝をギュッと曲げて打ち込みましょう!