ボディコンバット38-7「Raver’s Paradise」 テクニックポイント
2023年6月10日(土)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7・ムエタイは、リリース38より「Raver’s Paradise」。
シンプルムエタイトラックのテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身(Upper Warm Up) | Boyz Boyz | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Martini | |
2.コンバット1 |
Egzod feat. Leo The Kind | |
3.パワー1 |
Matrix & Futurebound | |
4.コンバット2 |
Independence Days | |
5.パワー2 |
【34-5】 |
KopyKatz |
6.コンバット3 |
Southside Rockers | |
7.ムエタイ |
Nick Skitz feat MC BB (Stadium Mix) | |
8.パワー |
【28-8】 |
Maximum |
レッスン後記
トラック7・ムエタイは、リリース38より「Raver’s Paradise」。
全2セットで、比較的シンプルなムエタイトラック。
なので動き全体、強度を1段階上げて動きたいところ。
コリオ的には、セット最後に左右で行うシングルニーレップ数多め。シンプル動作ですが、ここで間違いなく体力を削られます。
他の見所は↓
・コンバットスタンスでのコンビネーション
・ディセンニングエルボーのフォーム
・ストリートブロウルダウンワードパンチのフォーム
の3つ。
これらについてテクニックポイントを解説してみます。
ボディコントロール38-7:コンバットスタンスコンボのポイント
セット冒頭・イントロ後にスタートする、コンバットスタンスでのコンビネーション動作。
「ジャブ・クロス・ジャブ」と後ろ脚での「ダブルバックニー」を組み合わせた、簡単コンビネーション。簡単ですが前述したように、1発1発のインパクト・強度にチャレンジしましょう!
「ジャブ・クロス・ジャブ」では、ボディコンバット・パンチの基本的テクニックである、体幹と連動させた捻転動作での打ち込みを。
そして、直後の「ダブルバックニーはしっかり正面に向ける」も重要なテクニックポイントです↓
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓ダブルバックニー
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓ダブルバックニー
パンチ3発の後、後ろ脚での膝蹴り連続2回の動作。膝蹴りなので↓
相手のみぞおち方向に向け手真っ直ぐ押し込むようにします。
これが行っていると↓
斜め前っぽい軌道のようなエラーフォームになりやすいです。
これはこのトラックに限らず、他のトラックでも起こりやすいエラーフォーム。両手で相手の首を引き寄せつつ、膝を真っ直ぐプッシュさせましょう!
ボディコンバット38-7:ストリートブロウルダウンワードパンチのテクニックポイント
コンバットスタンスでのコンビネーションのあとにやってくるのが、ボディコンバットではリリース27で登場した、ムエタイトラックではポピュラーな動作のこのパンチ。
下に倒れている相手を想定したパンチング動作は、心肺機能を大いに刺激し、かつその動き上、お尻の筋肉も刺激してくれます。脂肪燃焼しつつ、少なからずヒップアップ効果も期待できるのが、ストリートブロウルダウンワードパンチ。
そのテクニックポイントは「パンチの腕は垂直・両膝しっかり曲げる」が肝要です↓
このパンチを打ち込む時の大事なポイント一つ目は、腕の軌道が重要で、床に対して垂直にするように打ち込みます。そうすることで、大事なポイント2つ目の両膝の動きに連動します。
垂直の真下に打ち込むと同時に、両膝をしっかり曲げるランジダウンをさせます。そうすることで、運動量を上げるわけですが↓のように
パンチの軌道が斜めのようになると、両膝がうまく連動してくれません。パンチの軌道を垂直にさせ、それにプラスして両膝をしっかり曲げましょう!
ボディコンバット38-7:ディセンニングエルボーのテクニックポイント
ストリートブロウルダウンワードパンチ・リピーター動作の後は、斜めに打ち込む・振り下ろすディセンニングエルボー。
このエルボーのあとに膝蹴りのリピーター動作が登場するので、若干リカバリー的な意味合いもあったり。
斜めに斬り込むようにして打ち込むディセンニングエルボーは、軌道をしっかり斜め下に向けて行います。
斜め下にスムーズに打ち込むには↓
腹筋を縮めるイメージの「クランチ」の動作を加えるようにしましょう。この時、同時に両膝を軽く曲げることで、さらにスムーズに斜め下の軌道になってくれます。
仮に、このクランチ動作・両膝のコントロールが甘くなると、そのエルボーの軌道が↓
サーキュラーエルボーのような真横方向になるエラーフォームに繋がりやすいです。
ディセンニングエルボー時は、肘の意識以上に腹筋と両膝も大事ですよ!