ボディコンバット29-2 コンバット1 カタ・コンバットスタンスコンボのテクニックポイント
2023年5月14日(日)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック2・コンバット1は、リリース29より「Action」。
トラック冒頭のカタ、コンバットスタンスでのコンビネーション、それぞれのテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ上半身 |
Machel Montano | |
1.ウォーミングアップ下半身 |
Lady Bri | |
2.コンバット1 |
Def Leppard | |
3.パワー1 |
Flip & Fill | |
4.コンバット2 |
Pseudo Echo | |
5.パワー2 |
Breeze vs Lost Witness | |
6.コンバット3 |
Southside Rockers | |
7.ムエタイ |
【46-7】 |
Frantic & Gammer |
8.パワー |
Cascada | |
9.コンディショニング |
Long Hawke | |
10.クールダウン |
Lukas Graham feat. Wiz Khalifa |
レッスン後記
この日のトラック2・コンバット1は、ブログでも書きましたが、リリース29」より「Action」。
自身のクラスでは、かなりご無沙汰になったトラック。ロックサウンドとコリオ展開がマッチした良曲の一つ。
このトラックの特徴は
@冒頭のカタ
Aコンバットスタンスでのコンビネーション
Bフロントスタンスでのコンビネーション
の3つ。
このページでは、@とAのテクニックポイントを解説してみます。
ボディコンバット29-2:カタの順番・ポイント
トラック冒頭、ハードなギターサウンドに乗せながら、太極拳のカタを行います。
やや長めなカタの順番はコチラ↓
↓コンバットスタンス・脇構え
↓両手を下からすくい上げる
↓手の平返して元に下ろす
↓再び両手を下からすくい上げる
↓手の平返して元に下ろす
↓三度両手をすくい上げる
↓手の平を正面に向けてゆっくり押し込む
↓その手の平を自身に向けてリバース
↓手の平返して元に下ろす
このカタでは重心のコントロールを意識しましょう。
例えば
・両手を下からすくい上げる時=膝伸ばして重心アップ
・元に下ろす時=膝曲げて腰落とし重心ダウン
・両手を正面に押し込む時=膝曲げて腰落とし重心ダウン
といった要領。重心コントロールで格闘技らしさの演出を!
ボディコンバット29-2:コンバットスタンスコンボのテクニックポイント
「前述のカタ」→「シザース」のあとに登場する、コンバットスタンスでのコンビネーション。行う動作は3つだけなので、初心者の方でも難なくこなせる内容になってます。
そのコンビネーションは、正面へのディセンニングエルボーからスタート。肘を深く曲げて、斜め下へ一気に振り下ろします。
腹筋群の「腹直筋」を動かす「クランチ」の意識も持ちながら振り抜きます。
そして「フロントエルボー」、最後にラウンドハウスキックに足して完成形に。
このコンビネーションでは、2つ目で行う「フロントエルボー」のフォームのテクニックが何気にポイントです↓
↓コンバットスタンス
↓ディセンニングエルボー
↓フロントエルボー
↓ラウンドハウスキック
↓コンバットスタンス
↓ディセンニングエルボー
↓フロントエルボー
↓ラウンドハウスキック
ディセンニングエルボーのあと、そのまま正面に打ち込むフロントエルボー。肘を深く曲げて、相手の顎や鼻っ柱目掛けて肘を叩き込みます。
この叩き込む時は重心をチェック・意識したいところ。それは↓
ディセンニングエルボーのあと、重心をやや正面に押し出す・移動させるようにします。そうすることで、遠くの敵に向けてエルボーを届かせる意味合いが。
そしてもう一点、エルボーの方向・向きもチェック。正面に押し込むべき肘が↓
真横方向になってしまうエラーフォームになりがち。
これはこのトラックに限らず、フロントエルボーではよく起きるフォームなので、重心の押し出しと共に向きにも気を配ってみましょう!