【ボディコンバット#29-7】4種類のエルボーの各テクニックポイント
2022年9月9日(金)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7の人気ムエタイ「The Trooper」。
セット中盤から後半にやってくる4種類のエルボー。
それはボディコンバットで登場する主要エルボー。
それらのテクニックのポイントは?解説してみます。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
Yanou | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Ultrabeat | |
2.コンバット1 |
Bif Naked | |
3.パワー1 |
Matrix & Futurebound | |
4.コンバット2 |
Backstreet Boy | |
5.パワー2 |
Breeze & Ritmen | |
6.コンバット3 |
【39-6】 |
P!nk |
7.ムエタイ |
Group X | |
8.パワー3 |
Klubfiller | |
10.クールダウン |
簡易ストレッチ |
レッスン後記
トラック7のムエタイは、先日火曜に引き続いてリリース#29より「The Trooper」。
その別ページにも書きましたが、コリオでは3つの特徴があるこのムエタイトラック。
そのうちの一つである
「4種類のエルボーの打ち込み」。
トラックの中盤から後半に登場する4つのエルボー。
それは、ボディコンバットで登場する主要エルボー4種類。
それらを全てフロントスタンスで一気に打ち込みます。
それぞれのエルボー、テクニックのポイントは?
ボディコンバット#29-7:サーキュラーエルボーのポイント
最初のエルボーは、真横に振り抜くサーキュラーエルボーからスタート。
フックの要領にて、肘を深く曲げて左右の打ち込み。
打ち込み時は以下のテクニックポイントをチェック。
@頭の軸が変わらないようにキープさせる
A手首は力を抜いて肘に力を込める
B必ずカカトを持ち上げ捻転動作を意識する
動きの形は、フックと同型なので@とBにて、身体の軸をキープさせながらの捻転動作で、ウエストシェイプも図りましょう!
ボディコンバット#29-7:サイドエルボーのポイント
2つ目は真横方向へ打ち込むサイドエルボー。
サイドtoサイドなので一回一回目線も左右に切り替えるように行います。
打ち込み時は以下のテクニックポイントをチェック。
@重心は常に真下に置く(左右に流れない)
A打ち込みの逆腕は脇構えにて格闘技らしく
B1発1発腰を落とすようにする
交互のサイドエルボー。
ここでは@とBの重心が大事。
行っていると、サイドランジのように重心が左右に流れます。
基本的には流れないように腰を落としつつ、重心真下にキープさせるようにしましょう!
ボディコンバット#29-7:アセンディングエルボーのポイント
3つ目は、真上方向に打ち込むアセンディングエルボー。
肘を深く曲げて、下から真上に腕を持ち上げます。
打ち込み時は以下のテクニックポイントをチェック。
@相手に脇を見せるように肘を高く持ち上げる
A打ち込み時は腰をやや前に押し出すようにする
A膝を柔らかく使い「ダウン→アップ→ダウン→アップ」と重心を上手く使う
アセンディングエルボーの運動強度・インパクトを上げるには、@とAでの腰を押し出しながら正面に自身の脇を見せるようにします。
その意識をする事で、肘が高く持ち上がるようになります。
肩に違和感が無い限りは、出来るだけ肘を持ち上げて打ち込みましょう!
と、このエルボー。
前述の「肩に違和感」がある場合、打ち込み時に痛みを感じることがあります。
そのような場合、俗称「四十肩・五十肩」と呼ばれる肩周囲炎の場合があります。
こういった場合は、あまり高く持ち上げない方がベターです。
アセンディングエルボーは、自身の肩のコンディショニングと相談しながら行うようにしましょう!
ボディコンバット#29-7:ディセンニングエルボー
トラック中に登場する4種類のエルボー、ラストを飾るのは斜め下へ打ち込むディセンニングエルボー。
ボディコンバットで最もポピュラーなエルボーがコチラ。
打ち込み時は以下のテクニックポイントをチェック。
@腹筋を縮めるようなイメージで斜め下への打ち込み
A打ち込み時は膝を軽く曲げ柔らかく使う
B軌道が真横方向にならないように注意
このエルボーを上手く打ち込むには@とAの連動が必須。
腹筋をトレーニング種目「クランチ」動作をするようにしながら縮めるようにします。
この時、膝を軽く曲げ、柔らかく使います。
そうすると、その軌道が斜め下方向に向かいます。
逆にこの意識が弱いと、Bのエラー動作であるサーキュラーエルボーのような真横軌道になってしまいます。
腹筋使う!膝を使う!で上手く打ち込みましょう!