ボディコンバット57-7 ムエタイトラックのテクニックポイント
2022年12月9日(金)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7・ムエタイ「Stand Up For Rock ‘N’ Roll」。
スピーディーなジャンプニーのコンビネーションとストリートブロウルダウンワードパンチ・リピーター動作が特徴的な高強度ハードトラック。
その2つのコンビネーションを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
Henry Blank | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Groove Chasers | |
2.コンバット1 |
Easy McCoy | |
3.パワー1 |
Eagles | |
4.コンバット2 |
Backstreet Boys | |
5.パワー2 |
E-TYPE | |
6.コンバット3 |
Destiny’s Child | |
7.ムエタイ |
Airbourne | |
8.パワー3 |
VooDoo & Sereno | |
9.コンディショニング |
Afrojack feat. Jack McManus | |
10.クールダウン |
Lukas Graham feat. Wiz Khalifa |
レッスン後記
トラック7のムエタイは「Stand Up For Rock ‘N’ Roll」。
曲のピッチ速め・ジャンプニー多めで、高強度ムエタイトラック。
このトラックの特徴は
@2つのコンビネーション
Aストリートブロウルダウンワードパンチ・リピーター
の2つ。
@の2つのコンビネーションについて解説します。
ボディコンバット#57-7:トリプルエルボー+ジャンプニーコンボのポイント
セット冒頭に登場する一つ目のコンビネーション。
出だしは「トリプルエルボー+パルス」で動きの確認。
途中から「トリプルエルボー+バックニー」に変形。
完成系で「トリプルエルボー+ジャンプニー」に至ります。
このコンビネーションのポイントは「ジャンプニーのタイミング」です。
↓コンバットスタンス
↓トリプルエルボー
↓ジャンプニー
↓コンバットスタンス
↓トリプルエルボー
↓ジャンプニー
トリプルエルボー+ジャンプニーのコンビネーション。
レップとしては4レップのみと少なめですが、トラック全体ではジャンプニーのレップ数が多めなので終了後の疲労感は高めになります。
このコンビネーションのポイントとなるジャンプニーのタイミング。
トリプルエルボーのあと、間髪入れず一気にジャンプさせる必要があります。
間が皆無で、ほぼノーモーションジャンプアップさせます。
ノーモーションのジャンプニーを上手く行うコツは、体幹の強さ・下半身の筋力・瞬発力などが必要となりますが、スムーズにジャンプさせる為には「腕の振り」も何気に重要です。
身体をジャンプアップさせげる際、腕を大きく振ることにより反動動作が生まれるので、飛びやすさが少なからず増します。
これは他のトラックでも言える事。
ジャンプニー苦手な方、腕を思い切り振ってみましょう!
ボディコンバット#57-7:アセンディングエルボー+ジャンプニーコンボのポイント
前述の「トリプルエルボー+ジャンプニーコンボ」のあとにやってくるのが、この2つ目のコンビネーション動作。
出だしは「アッパー・アッパー・アセンディングエルボー」にて、身体をアクティブにリカバリーさせます。
その後「「アッパー・アッパー・アセンディングエルボー+バックニー」に変形。
完成形ではバックニーをジャンプニーに変えます。
フルコンボ担った際の「アセンディングエルボーのフォーム・強度」がポイントになりますよ。
↓コンバットスタンス
↓アッパー・アッパー・アセンディングエルボー
↓ジャンプニー
↓コンバットスタンス
↓アッパー・アッパー・アセンディングエルボー
↓ジャンプニー
ジャンプニーに至った完成形のコンビネーションになると、その前にアセンディングエルボーのフォーム・強度が甘くなりがちに。
意識がどうしても間髪入れずに行うジャンプニーに行ってしまうので、余計動作が荒くなります。
アセンディングエルボーの基本的テクニックをおさえつつ、より正確にエルボーを叩き込みましょう!
■アセンディングエルボーの基本的テクニック
・肘を高く持ち上げる
・正面に脇を見せるようにする
・腰をやや正面に押し出す
・つられて顎が上がらないようにしっかり引く