ボディコンバット89・緻密に行いたいトラック2の中盤/レスミルズレッスン日記
2022年1月9日「ボディコンバット60分」のレッスン後記です。
ボディコンバット89・トラック2「Jimmy Shake」のメインコリオ以外にもコリオが豊富で
・プライオプッシュ+プッシュキック
・カタからの「ダブルカラテパンチ
をより正確に!
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1-a.ウォーミングアップ上半身 |
【89-1a】 |
Machel Montano |
1-b.ウォーミングアップ下半身 |
【89-1b】 |
Lady Bri |
2.コンバット1 |
【89-2】 |
Apashe feat. 740 Boyz & Dose |
3.パワー1 |
【89-3】 |
Lee Mvtthews feat. Watson |
4.コンバット2 |
【89-4】 |
Apashe |
5.パワー2 |
【89-5】 |
Netsky feat. Darren Styles |
6.コンバット3 |
【89-6】 |
Rayelle |
7.ムエタイ |
【89-7】 |
Party Favor |
8.パワー3 |
【89-8】 |
Koven |
9.コンディショニング |
【89-9】 |
Kat Meoz |
10.クールダウン |
【89-10】 |
Drax Project feat. Fetty Wap & AACACIA |
レッスン後記
ボディコンバット#89-2のトラック2・コンバット1「Jimmy Shake」。
別ページでメインコンボについて解説しました。
それ以外にも中盤に個性的な2つの動作・コンビネーションががコリオグラフィングされています。
より正確・緻密に行いたいところです。
ボディコンバット#89-2:プライオプッシュ+プッシュキックのポイント
↓プライオプッシュ
↓プッシュキック
↓プライオプッシュ
↓プッシュキック
解説
ボディコンバットでは、しばしば登場するプライオプッシュ。
そしてそのコンビネーションで組み合わさることが多いプッシュキック。
どちらも動作も、出来るだけ相手を遠くに押しのけるイメージで行いましょう!
プライオプッシュは、両手で相手をはじく動作。
目の前にいる敵をイメージして、手の平で相手を遠くに押しのけるようにします。
プライオプッシュを行う際に大事なのが肩甲骨の動きでありコントロール。
手の平で相手を押す前に、両腕をやや後方に引きます。
この際、肩甲骨を内側に寄せる内転動作を。
実際に両腕と手の平を前方に押し出す際は、肩甲骨を外側に開く外転動作を。
こういったように、単純な腕の動作にならず身体後部の肩甲骨も意識することにより、以下のメリットが
A:プライオプッシュでの押す動作のパワーを増すことが出来る
B:日常生活で使う頻度が少ない肩甲骨周囲を動かすことが出来る
この2点。特にBの意識が大事。
ここ数年のレスミルズがコリオ作成時に意識していると思われる、背面の筋肉使用の動員と連動性のアップ。
この背面の連動をポステリアチェーンとも呼びます。
日常生活で使われずらい背面も動員させることにより、
・よりシェイプされたボディライン
・怪我のしづらい身体
を目指しています。
ボディパンプのトラック9・コアトラックで腹部にプラスして臀部のトレーニングも取り入れているのもこの理由からです。
プライオプッシュ後のプッシュキック。
通常のフロントキックと比較して、出来るだけ膝を胸に近づけるように持ち上げます。
そして出来るだけ相手を遠くに押しのけるように、カカトから弧を描くようなイメージで脚を伸ばすようにしましょう!
ボディコンバット#89-2:横方向へのダブルカラテパンチ
↓真横方向に向けてダブルカラテパンチ
↓ホップしながら逆方向に向いてダブルカラテパンチ
解説
トラック中盤から後半に移行するタイミングで登場するダブルカラテパンチ。
その始まりは、正面を向いた太極拳のカタからスタート。
↓両腕を外側を遠くを回すように持ち上げる
↓手の平を正面に向けて滑り下ろす
↓そこからカラテガードで右側を向いてカラテパンチスタート
正面ではなく、真横に向けての珍しい展開。
2回打ち込んだらホップするようにして逆方向へ体勢を入れ替えます。
カラテパンチ。
正面でも真横でもポイントは一緒で
A:打ち込んだ際は両膝をランジダウンで深く曲げる
B;逆手は脇構えで格闘技らしく演出
Aでのランジダウンで脚の筋肉を動員させ、より運動量・強度を上げていきます。
疲労してくると棒立ちになりやすいところ。
1発1発沈み込んでパンチそのものにインパクトも維持させましょう!