ボディコンバット99-5 パワー2 テクニックポイント
レスミルズプログラム・ボディコンバット99、トラック5・パワー2のMMAトレーニングトラック「「It’s That Time (Dimension Remix)」。
セット前半のコアトレーニングでパフォーマンス向上と日常生活で怪我のしづらい身体作りを。
セット後半のカーディオトレーニングでは、心肺機能強化を図ります。
それぞれのテクニックポイントを解説します。
コアトレーニング&カーディオトレーニングでパフォーマンスアップを!
ボディコンバット・リリース99、トラック5・パワー2は2曲連結の「It’s That Time (Dimension Remix)」
このパワー2は、すっかりお馴染みになったMMAトレーニングトラック。
コリオ展開は
セット前半=コアトレーニングゾーン
セット後半=カーディオトレーニングゾーン
の構成。
セット前半では体幹・コアの強化を図ることで、ボディコンバットに登場する各動作のレベルアップ・日常生活で怪我のしづらい身体を作りを目指します。
セット後半では、シンプルに心拍数アップ狙い、心肺機能強化・脂肪燃焼促進を狙います。
それぞれのテクニックポイントを解説します。
ボディコンバット99-5:コアトレーニングゾーンのコリオ・テクニックポイント
セット前半のコアトレーニングゾーンは、「ボルト」「プッシュアップ」「マウンテンクライマー」の3種目でコア強化を図ります。
コリオ的にはLEVEL1からスタートし、完成形のLEVEL3で全ての動作を組み合わせてます。
その中でポイントとなるのが「ボルト」と「マウンテンクライマー」の正しいフォームとフィジカルコントロール。
LEVEL1から3までのコリオ・テクニックポイントはコチラ↓
コリオ LEVEL1:「ゆっくりボルト&2/2プッシュアップ」のフォーム
↓ゆっくり ボルト
↓2/2 プッシュアップ
ボルトのテクニックポイント@:膝関節と股関節が90度になるよう腰を引く!
プランクポジションから身体を後方に引くようにするボトル。
肘は伸ばしたまま後方に引きますが、身体を横から見た時に↓
膝関節と股関節を深く曲げるようにますが、目安は両関節共に「90度/90度」程度になるまでが正解。
浅すぎず、また逆に引き過ぎないように注意しましょう!
ボルトのテクニックポイントA:戻った時背中を真っ直ぐキープで腰を落とさない!
後方に引いた身体を正面に戻す際の身体のラインも重要で↓
頭からカカトまで真っ直ぐになるようにコントロールを。
そうすることで、腹筋群のアウターマッスル・インナーマッスルに負荷が正しく掛かるようになります。
なので↓
腰が突き上がる・腰が反ってしまうようなエラーフォームにならないにしましょう!
プッシュアップの基本的テクニックポイント:胸と顔をフロアに近づける
ボルトのあとに行うプッシュアップ動作。
LEVEL1では「2/2」のゆっくりテンポ、LEVEL2・3ではシングルテンポで行います。
いずれもテンポでも↓
身体を沈めた時に顔と胸がフロアに近づくようにしましょう。
この時、脇を開きながら沈み込むことで、ターゲットとなる胸の「大胸筋」と、補助的に関与する腕裏の「上腕三頭筋」へ負荷がしっかり掛かります。
顔・胸・脇をしっかり意識して!
プッシュアップに基本的テクニック:腰の高さをキープ
ボルト・マウンテンクライマー同様、プッシュアップ時には↓
腰の高さをキープさせます。
そうすることで、胸以外に腹筋にも負荷が掛かってくれます。
プッシュアップでよくあるエラーフォームは、自重の負荷に負けて腰が反ってしまう形に。
このエラーフォームを防ぐことで腹筋群への負荷も変化します。
お腹をギュッと締めてダウン&アップを!
コリオ LEVEL2:ボルト&プッシュアップ&右左マウンテンクライマーゆっくり4回
↓ボルト
↓プッシュアップ
↓右左マウンテンクライマーゆっくり4回
コリオ LEVEL3:ボルト&プッシュアップ&右左マウンテンクライマー速く8回
↓ボルト
↓プッシュアップ
↓右左マウンテンクライマー速く8回
テクニックポイント:マウンテンクライマーは腰の高さを一定に保つ!
LEVEL2では、ボルトとプッシュアップをシングルテンポに変えつつ、脚を交互に前後させるマウンテンクライマーを加えます。
コア強化によく使われるマウンテンクライマーはその動作中↓
背中を真っ直ぐにしつつ、腰の高さを一定に保ちながら脚を交互に動かすようにしましょう。
なのでボルト同様、腰が突き上がる・腰が反るようにならないようお腹にしっかり力を入れながらコントロールを!
ボディコンバット99-5:カーディオトレーニングゾーンのコリオテクニックポイント
セット後半のカーディオトレーニングゾーン。
比較的時間・レップ数が少な目ですが、運動強度は充分担保されています。
パンチの動作と、ボディコンバットではすっかりお馴染みなった両手をついてのスプロール動作。
そのスプロールではLEVEL2にてジャンプニーを行う、コンバット史上初の出来事が。
そのスプロールwithジャンプニーは4レップと少ないですが、強烈な事間違いなし。
よって、心肺機能向上に役立ちます。
コリオ展開とテクニックポイントはコチラ↓
コリオ LEVEL1:「ジャブクロス2往復+ダブルアッパー+スプロールwithジャンプ」のフォーム
↓コンバットスタンス
↓ジャブクロス2往復+ダブルアッパー
↓スプロールwithジャンプ
↓コンバットスタンス
↓ジャブクロス2往復+ダブルアッパー
↓スプロールwithジャンプ
スプロールのテクニックポイント@:両手つくときはスクワットダウンを!
パンチ6発の後、両手をつき両脚を後方に引くスプロールの動作。
このスプロールで運動強度をしっかり保つために両手をつくときのボディコントロールが大事で↓
必ずスクワットダウンさせるように、股関節・膝関節を深く曲げ腰をしっかり落とすようにしてから脚を引くようにします。
そうすることで、臀部や脚の筋肉も動員され、身体に対してより負荷が掛かるようになります。
スプロールのテクニックポイントA:必ず膝を曲げて着地を!
後方に引いた脚をリバースさせたあと、真上にジャンプします。
出来るだけ高く身体を持ち上げたいところ。
自身の体力レベルに合わせてプッシュアップさせましょう!
そしてジャンプのあとの着地も大事で必ず↓
両膝を軽く曲げる・緩めるようにして膝関節の保護を図ります。
伸び切った状態での着地は、その膝関節に加え、腰や足首に掛かる負担が増してしまい、怪我のリスクを上げます。
着地時の膝使いも意識して!
コリオ LEVEL2:ジャブクロス2往復+ダブルアッパー+スプロールwithジャンプニー
↓コンバットスタンス
↓ジャブクロス2往復+ダブルアッパー
↓スプロールwithジャンプニー
↓コンバットスタンス
↓ジャブクロス2往復+ダブルアッパー
↓スプロールwithジャンプニー
テクニックポイント:ジャンプニーは後ろ脚のコントロールも!
LEVEL2では、「スプロールwithジャンプ」を「スプロールwithジャンプニー」に変形させます。
非常にタフで強烈なコリオ展開。
ここでも出来る範囲でジャンプニーを繰り出しましょう!
(勿論、やらずにオプションでもOK)
ここでのジャンプニー。
前脚でのそれになりますが、一方で↓
逆脚となる後ろ脚を折り曲げるようにします。
そうすることで、見映えアップし格闘技らしさが演出出来ますよ!