ボディコンバット99-1b ウォーミングアップ下半身テクニックポイント
レスミルズプログラム・ボディコンバット99、トラック1b・ウォーミングアップ下半身「Oldskool」。
ニュームーブ「ヒップロール&フロントキック」を含め、ボディコンバットで登場するキックの基本的テクニックを解説します。
5つの動作でボディコンバットのキックテクニックをマスターしよう!
ボディコンバット・リリース99、トラック1b・ウォーミングアップ下半身の「Oldskool」。
このウォーミングアップ下半身では
@ヒップロール・ステップ
Aフロントニー・ステップ
Bヒップロール&フロントキックコンボ
Cサイドキック
Dラウンドハウスキック
の各種キックで、テクニック・フィジカルチェックを行う展開。
それぞれのポイントを解説します。
ボディコンバット99-1b:ヒップロール&フロントキックコンボのテクニックポイント
トラック冒頭↓
「ヒップロール・ステップ」
「フロントニー・ステップ」
と展開し、最終形態的に「ヒップロール・ステップ+フロントキック・ステップ」に動きが変形します。
ヒップロールとフロントキックを交互に行うコリオは、ボディコンバットでは初の出来事。
このコンビネーションの正しいフォーム・テクニックポイントはコチラ↓
コリオ:「ヒップロール&フロントキック」のフォーム
↓フロントスタンス
↓ヒップロール・ステップ
↓フロントキック・ステップ
↓ヒップロール・ステップ
↓フロントキック・ステップ
テクニックポイント:ヒップロールはおへそから下をローリングさせるイメージ!
相手の攻撃を内ももやすねでさばくイメージのヒップロールは、ムエタイからインスパイアされた動作。
ボディコンバットでは、脚を内から外側へまわすようにして開き、一瞬自身の内ももを正面に向けるようします。
このヒップロールは脚の動きはもちろんですが、上半身のコントロールも必須で↓
おへそは常に正面を向いたままで、下半身のみ動かすようにします。
なので目線も正面のままになります。
おへそから下が動くイメージです。
一方で行っていると↓
おへそから上、つまり脚の動きにつられて身体全体が開いてしまうエラーフォームになる可能性が。
こうなると、相手からの蹴りなどを捌けなくなってしまいます。
この身体が開くエラーフォームを防ぐには、お腹に力を入れてロックを掛けるイメージです。
ヒップロール時は一瞬お腹を締めて、おへそから下が回るようコントロールを!
ボディコンバット99-1b:ランジ&スクワット クォーターターンコンボのテクニックポイント
トラック中、キック以外にランジとスクワットのコンビネーション動作が登場。
それぞれを行う事により、ウォーミングアップ上半身で登場した「ハーフジンガ&サイドエスキーバ」同様、股関節の可動域を広げつつ、下半身の筋温を上げていきます。
と、このランジ&スクワットで特徴的なのが、クォーターターンを用いて身体の向きを変える点。
ランジ&スクワット含め、このクォーターターンの正しいフォームとテクニックポイントはコチラ↓
コリオ LEVEL1:「前を見てランジパルス8回+クォーターターン+横を見てスクワットパルス8回」のフォーム
↓ランジパルス8回
↓クォーターターンで横向き
↓スクワットパルス8回
テクニックポイント:クォーターターン時は前足のつま先上げて!
最初は正面向いてパルスランジを8回繰り返します。
ランジ動作は後ろ足のカカトをしっかり持ち上げつま先で支えながら、両膝を曲げてランジダウンを。
その後身体の向きを横方向にクォーターターンでチェンジさせてスクワットパルス8回を。
このクォーターターン時は出来るだけ↓
前足のつま先を少し持ち上げてカカトでターンさせるようにします。
そうすることで前脚の膝に掛かる負担が低下してくれます。
これが足裏ついたままのベタ足だと、膝関節への負担が増してしまうのでご注意を!
コリオ LEVEL2:「スクワットダウン+クォーターターン+ランジダウン リピーター」のフォーム
↓スクワットダウン+クォーターターン+ランジダウン リピーター
テクニックポイント:重心低いままでチェンジさせて!
LEVEL2では、一回ずつ身体をクォーターターンでチェンジさせながら「スクワット→ランジ→スクワット→ランジ」をリピーターさせます。
素早く身体の向きを変えながらのコレは、脚にかかる負担がグッと増し、下半身の筋温アップを図るには最適な動作。
その最適な動作を効果的に行うには↓
スクワットでもランジでもクォーターターンでも、どの局面においても重心を出来るだけ低いままでコントロールさせます。
そうする事で下半身に掛かる負荷が逃げなくなります。
つまり、一度一度でも身体をアップライトに持ち上げる・両膝が伸び切ってしまうのようなエラーフォームにならないよう、腰の高さを低くしてリピートさせましょう!
ボディコンバット99-1b:サイドキック・ラウンドハウスキックのテクニックポイント
前述以外に登場する、ボディコンバットのキックでポピュラーな「サイドキック」「ラウンドハウスキック」。
ポピュラーですが、基本的テクニックをしっかりおさえましょう!
サイドキックの正しいフォーム・テクニックポイント
↓フロントスタンス
↓サイドキック
@片腕を蹴る方向にしっかり伸ばす
Aクツのヘリや足の側面で蹴り込む
B蹴り込んだらしっかり脚をリバースさせ折りたたむ
サイドキック・よくある誤ったフォーム
@蹴り込んだ後、蹴りっぱなしになってしまう(しっかり脚を引くプル動作を)
ラウンドハウスキック・正しいフォーム
↓コンバットスタンス
↓ラウンドハウスキック
@蹴り込む正面方向に片腕を伸ばす
A軸足となる後ろのカカトを出来るだけ小面に向けて踏み込む
B蹴り込む脚を持ち上げた時、胸から膝のラインにかけて真っ直ぐにする
C膝を深く曲げカカトとお尻を出来るだけ近づける
D蹴り込む脚は床と平行を保つ
E蹴り込み時は足の甲で叩くようにする
F動き全体、脚をムチのようなイメージで長く使う
ラウンドハウスキック・よくある誤ったフォーム
@軸足セットをし脚を持ち上げた時に、身体がくの字のようになる。
Aそこから振り抜くような軌道で蹴り込んでしまう。