ボディコンバット99-1a ウォーミングアップ上半身テクニックポイント
レスミルズプログラム・ボディコンバット99、トラック1a・ウォーミングアップ上半身「Dance With Somebody」。
「ジャブ・クロス・ジャブ+シザースコンボ」「ハーフジンガ&サイドエスキーバ」が特徴的なウォーミングアップ上半身。
各種テクニックポイントを解説します。
ボディコンバット99のスタートは3つの動作・コンボが特徴的で異例な展開!
ボディコンバット・リリース99、トラック1a・ウォーミングアップ上半身の「Dance With Somebody」。
このトラックでは、
@冒頭トラック内一度きりのカタ
Aジャブ・クロス・ジャブ+シザースコンボ
Bハーフジンガ
の3つが特徴的。
この3つの中で特に目立つのがジンガステップ。
ウォーミングアップ上半身からジンガステップを行うのは、初の出来事。
その初の出来事の意味合いとは?
このページでは、ジンガステップ含めた@ABのテクニックポイントを解説します。
ボディコンバット99-1a:カタのやり方
トラック冒頭は、コンバットスタンスでのカタからスタート。
このカタは冒頭1度のみ行いますが、曲調にマッチしていて、クラスへの期待感を上げてくれるグッドなカタです。
カタのフォーム
↓コンバットスタンス・脇構え
↓手の平を正面に押し込む掌底
↓ローブロック&ライジングブロック
ポイント1:掌底は自身の正面にプッシュを
出だしは脇構えからの両手で掌底を押し出すます。
ここでの掌底はスタジオ正面ではなく↓
自身の正面にゆっくりプッシュさせるようにしましょう。
ポイント2:ブロックの腕の向きに注意!
掌底のあと、ローブロック&ライジングブロックを同時に行いますが↓
前の腕をローブロックを、後ろ腕をライジングブロックでそれぞれ構えます。
カラテのカタなので腰をしっかり落とし、格闘技らしさの演出を!なりきっちゃいましょう!
ボディコンバット99-1a:パンチコンボのテクニックポイント
前述のカタのあと、コンバットスタンスのままパンチのウォーミングアップを始めます。
出だしは↓
「ゆっくりジャブ・クロス2往復(4発)+ゆっくりアッパー交互に2往復(4発)」
次に↓
「速くジャブ・クロス2往復(4発)+ゆっくりアッパー交互に2往復(4発)
と進み、こののちにウォーミングアップ上半身・メインコンビネーションに至ります。
そのメインコンビネーションのコリオ・テクニックポイントはコチラ↓
コリオ:「ジャブ・クロス・ジャブ+シザース2往復」のフォーム
↓コンバットスタンス
↓速くジャブ・クロス・ジャブ
↓シザース
↓コンバットスタンス
↓速くジャブ・クロス・ジャブ
↓シザース
テクニックポイント1:膝を軽く緩めて体幹との連動を図る!
コンバットスタンスでのジャブ・クロス・ジャブ3発を速く打ち込みます。
実際に打ち込み時はパンチの軌道以上に↓
両膝を軽く緩める・曲げるようにしながら行います。
そうすることで、体幹との連動で打ち込むことが出来、運動量アップし素早く体温を上げることが出来ます。
ボディコンバットのパンチング動作は、何気に棒立ち状態のようなエラーフォームになりがち。
そうなると、比較的手打ち状態になり、運動量が低下します。
これがウォーミングアップだと、適切に体温が上がっていきません。
膝を柔らかく使って打ち込むように心がけましょう!
テクニックポイント2:脇を締めて打ち込む!
両膝と体幹との連動を図りながら打ち込みたい「ジャブ・クロス・ジャブ」は行っていると↓
脇が空くようなエラーフォームになっているかもしれません。
脇が空くフォームは、肩・首回りがすくむ要因になり、それを繰り返していると、結果筋肉が硬くなり、首凝り・肩凝りに繋がるかもしれません。
なので↓
しっかり脇を締めてコンパクトに打ち込むようにしましょう!
テクニックポイント3:パンチの軌道は顔・肩のラインで!
ボディコンバットの真っ直ぐ打ち込む「ジャブ・クロス」は↓
ボクシングガードで構えた顔のライン上からすっと押し出すようにします。
これが行っていると↓
ボクシングガードが下がったところからコブシが出てしまうエラーフォームになっているかもしれません。
これはなぜ起きてしまうかというと、ボクシングガードで構えている状態は肩の筋力が必要になります。
肩の筋力不足・筋疲労が高まると、ガードが落ちてしまい、結果的に下から腕が伸びるようになってしまうかも。
このウォーミングアップに限らず、パンチ動作を行っていて肩の疲労・筋力不足を感じた時は、肩のトレーニングのポピュラー種目である↓
ダンベルなどを持ってのサイドレイズを行ってみましょう。
ボクシングガードキープで必要な肩の「三角筋中央部」が鍛えられます。
■サイドレイズのフォーム
■やり方
・両手にダンベルや水を並々入れたペットボトルを持つ
・両肘を軽く緩めたら両腕を床と平行程度になるまで左右に開く
・広げる際は肘から持ち上げるようにする(←重要)
・肘の高さと共に手の甲を正面に向けるようにする(←重要)
綺麗なパンチの軌道を担保する意味でも、実践を!
テクニックポイント4:シザースではガードを下げない!
「ジャブ・クロス・ジャブ」3発の後は、両脚を前後に入れ替える「シザース2往復」を。
脚の筋肉を使い、より体温・筋温アップを図ります。
そのシザースの際は脚の動きと共に↓
落ちがちな両腕にてしっかりボクシングガードキープを!
前述にも書いたボクシングガードは
「手の甲で顔を守る」
「脇を締める事で肘であばらを守る」
と、細かいですがこういった意味合いがありますよ!
ボディコンバット99-1a:ハーフジンガ&サイドエスキーバコンボ
「ジャブ・クロス・ジャブ+シザースコンボ」と共に登場する、ハーフジンガとサイドエスキーバ。
サイドエスキーバは、格闘技の「カポエラ」からインスパイアされた動作。
相手からの攻撃をかわす・すかす意味合いがあります。
一方で、サイドエスキーバは
「股関節の可動域を広げる」
「内ももの内転筋群のストレッチ」
のフィットネス的意味合いがあります。
綺麗なキックを打ち込む為にも、ここのハーフジンガ&サイドエスキーバでストレッチを掛けるようにしましょう。
正しいフォームとテクニックポイントはコチラ↓
ハーフジンガ・サイドエスキーバのコリオ・フォーム
↓コンバットスタンス・ハーフジンガ1回
↓サイドエスキーバ1回
テクニックポイント:サイドエスキーバは膝と胸を近づける
ハーフジンガで軽く真横にステップ1回、そのあとサイドエスキーバを1回と交互に行うリピーター動作。
サイドエスキーバでは↓
サイドランジをするように軸足の膝をしっかり伸ばしつつ、胸と膝を近づけるようにして遠くへの踏み込みで、股関節の可動域を広げるようにましょう。
と、ここはまだウォーミングアップなので極端に広げ過ぎると筋肉を痛める可能性のあるので、軽くの踏み込みでもOKですよ!
ボディコンバット99-1a:フック・ボディのテクニックポイント
前述のハーフジンガ&サイドエスキーバのあとに「フック」と「ボディ」を打ち込みます。
コンビネーションでなはく、シンプルに打ち込むのでそれぞれテクニックのチェックを↓
フックのフォーム・テクニックポイント
・カカトを床から持ち上げ腰を回す
・打ち込む腕は手首が目の前に来るようにする腕時計を見るイメージ)
・逆腕はガードキープを
ボディのフォーム・テクニックポイント
・相手のみぞおち目掛けて打ち込む
・アッパーのようなエラーフォームにならないよう注意
・肘を90度に折り曲げて