ボディパンプ125-6「Drop It」 おさえておきたいプリ-チャーカール正しいやり方
2023年7月5日(水)「ボディパンプ60分」のレスミルズスタジオ後記です。
ボディパンプ新曲125。
トラック6・力こぶ鍛えるバイセプスボディパンプ125-6「Drop It」。
バーベル動作とプレート動作で登場する「プリ-チャーカール」のおさえておきたい正しいフォーム・やり方を解説します。
セットリスト
トラック |
リリースナンバー |
ターゲットマッスル |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
【125-1】 |
全身 |
2.スクワット |
【125-2】 |
脚/臀部 |
3.チェスト |
【125-3】 |
胸/腕裏 |
4.バック |
【125-4】 |
背中/もも裏/臀部/肩 |
5.トライセプス |
【125-5】 |
腕裏 |
6.バイセプス |
【125-6】 |
腕表 |
7.ランジ |
脚/臀部 | |
8.ショルダー |
【125-8】 |
肩 |
9.コア |
【125-9】 |
腹筋群 |
10.クールダウン |
【125-10】 |
- |
レッスン後記
ボディパンプ新曲125・マスタークラス初となったこの日。
トラック6の力こぶを鍛えるバイセプス「Drop It」。
このトラックの特徴は、通常の↓
バイセプスカールも行いますが、バーベル・そしてプレート使用でもニュームーブとして登場するプリ-チャーカールのコントロール・テクニック習得が必須。
ボディパンプのバイセプストラックでは、すっかりポピュラーな種目となったこプリ-チャーカール。このトラックでは
セット1=バーベル・プリ-チャーカール
セット2・3=プレート・プリ-チャーカール
の3セット構成。
バーベル・プレート、両局面でのテクニックポイントを解説してみます。
バーベル・プリ-チャーカールのテクニックポイント
このリリースではセット1で登場する、バーベル使用でのプリ-チャーカール。上半身を前傾してアームカール動作。
そもそもプリ-チャーカールを行う意味は、力こぶの上腕二頭筋に掛ける刺激を変える意味合いと同時に、前傾した時に腕を伸ばしますが、この時に通常バイセプスカールよりも筋肉が伸ばされる「伸長動作」が高まります。
伸長動作が高まれば、端的に言えばそれだけ効果が増す!ということに。
そんなバーベル・プリ-チャーカールは「腕を垂直状態からカールをする」のテクニックが重要です↓
↓セットポジション
↓上半身を前傾
↓プリ-チャーカール
↓リセット
↓セットポジション
↓上半身を前傾
↓プリ-チャーカール
↓リセット
バーベルでのプリ-チャーカールの大事なポイントは、上半身を前傾した時↓
両腕をフロアに対して真っ直ぐ・垂直状態から、肘を曲げる・アームカールを行う点。そうすることで、力こぶに充分な負荷が掛かるようになります。
一方で行っていると↓
垂直ではなく、バーベルがやや身体に近づいた斜めっぽい状態でカール動作をしがちなエラーフォームになりやすいです。こうなると肘を曲げた時に力こぶへ充分に負荷が掛からなくなり、かつ逃げてしまいます。
これを防ぐには腕を垂直状態にプラスして↓
バーベルを両膝からやや離すの意識が肝要。離すことで、バーベルと両腕が垂直状態になります!
プレート・プリ-チャーカールのテクニックポイント
セット2・3では、バーベルからプレートに持ち替えて行います。
プレート・アームカールも行いますが、レップ数多めなのがプレート・プリ-チャーカール。両手同時ではなく、片手ずつ行う「オルタネイト・シングルプレート・プリ-チャーカール」として行います。
「2/2テンポ」「1/1テンポ」「トリプル」などのリズムを変えつつ、片手ずつのオルタネイトにて行うことで、よりピンポイントに負荷を掛けていく意図があります。
またプレートでのアームカール・プリ-チャーカールは、バーベルと比較して、実は筋肉の伸び縮み(伸長・収縮)がより増すので、効率的だったりするので、通常ワークアウトでもおすすめだったりします。
そんなプレート・プリ-チャーカールは「手の平を正面に向けて・向けたままで肘曲げる」のテクニックが重要です↓
↓セットポジション
↓上半身を前傾・手の平を正面に向ける
↓プリ-チャーカール
↓リセット
↓セットポジション
↓上半身を前傾・手の平を正面に向ける
↓プリ-チャーカール
↓リセット
プレートでのプリ-チャーカールの大事なテクニックポイントは↓
上半身を前傾させた時に、「手の甲が真横に向いていた腕の手の平を正面に向けてからカールする」点。そうすることで、力こぶに負荷が掛かります。
これが↓
横向き・縦向きのような状態ですと効果が0ではありませんが、掛かる負荷が下がって勿体ないです。
必ずプレートの面・手の平を正面に向けてから肘を曲げるようにしましょう!