ボディコンバット8-7 コンバット3 テクニックポイント
2023年5月2日(火)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック6・コンバット3は、リリース8より「U Drive Me Crazy」。
バックキックを交えたコンビネーションとパンチ&ダッキングの素早い動作が特徴的。
それぞれのコンビネーションについて解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ上半身 |
【4-1】 |
Techno-Syndrome 7 Mix |
1.ウォーミングアップ下半身 |
Club Caviar | |
2.コンバット1 |
Hinder | |
3.パワー1 |
I See MONSTAS |
|
4.コンバット2 |
Smookie Illson & Fly Boi Keno | |
5.パワー2 |
Scooter | |
6.コンバット3 |
Waldo’s People | |
7.ムエタイ |
【55-7】 |
Artcore |
8.パワー |
Re-Con & Demand feat.Mandy Edge | |
9.コンディショニング |
【87-9】 |
NOAM DEE |
10.クールダウン |
Lukas Graham feat. Wiz Khalifa |
レッスン後記
この日のトラック6・コンバット3は、リリース8より「U Drive Me Crazy」。
その独特なコンビネーション・コリオ展開・個性的なサウンドが、今でも根強い人気があるこのトラック。個人的にも好みはトラックの一つ。
ここではバックキックを交えたコンビネーション、パンチとダッキングの素早い動作の二つを解説してみます。
ボディコンバット8-7:バックキックコンボのポイント
このトラックのバックキックを交えたメインコンビネーション。
リズムがゆっくりなので、呼吸を整えつつのアクティブリカバリーなコンバット3。初心者の方でも、難なくこなせます。
このコンビネーションでは、バックキック・バックエルボーのボディコントロールが重要ですが、一方で同時にやってくる、ボディコンバットでは登場回数が少ない「貫手」のテクニックにフォーカスしてみます。
↓コンバットスタンス
↓交互にアッパー2回
↓貫手(ぬきて)
↓バックキック
↓バックエルボー
コンバットスタンスにて、アッパー交互2回の後にやってくる「貫手」。空手の動作からインスパイアされたこの動作をボディコンバット用にアレンジ。
このトラックでの貫手は、両手で行います。
行う際は、必ず指先を伸ばすようにして、相手のみぞおち目掛けて真っ直ぐ押し込むようにします。この時、アッパーのような斜め上のようなエラー軌道になるので要注意。
肘を直角にし指先伸ばして↓
相手のみぞおちに突き刺すようにしましょう!
また押し込み時は両膝を軽く曲げるようにし、貫手そのもののインパクトアップさせましょう!
ジャブ&ダッキング動作のポイント
バックキックコンボのあとにやってくる、正面方向へのパンチとダッキングの動作。
正面に移動しながら「トリプルジャブ」→「ダッキング」→「ジャブ」で後ろに下がります。
バックキックコンボと比べて素早い動作になるので、より正確に動きつつもキビキビと動く必要があります。
キビキビと動くという点でみると、トリプルジャブのあとのダッキング&ジャブのボディコントロールがポイントになります↓
↓コンバットスタンス
↓前に移動しながらダブルジャブ
↓ダッキング
↓ジャブ
↓シャッフルバック
トリプルジャブのあとに身体を沈み込ませるダッキング。ボクシングのテクニックの一つで、相手のパンチをすかす意味合いの動作。
ボディコンバットのそれでは、沈み込み時に膝を必ず緩める・曲げるようにします。同時に腹筋群の腹直筋を縮めるようなクランチ動作を加わる意識を持ちましょう(コアトレの意識)。
そしてその時の目線はしっかり正面に残すような意識を。ダッキングではその動作上、どうしても目線が下がりがちになります。
一瞬のことですが、かわすことの動きと同時に目線も大事!
ダッキングのあと、最後に1発打ち込むジャブ。
ダッキングで潜ったあとすぐに打ち込む展開は、打撃音もついているので、楽しいところでもあり、アグレッシブでまさにボクシングのようでもあり。
ここでのテクニックポイントは「膝」と「溜め」。
ダッキングで膝を緩めた・曲げたその反動で溜めたパワーを、最後のジャブのインパクトに変換させるようにします。
その場から正面に踏み込んで一気にジャブを打ち込みましょう!
このトラックのキメ
このトラックのキメは、カタで終了↓
↓両腕クロス
↓左右に開いて
↓真上で再び両腕クロスでキメ!