ボディコンバット21-2 コンバット1 ラウンドハウスキックコンボのテクニックポイント
2023年2月19日(日)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック2・コンバット1はリリース#21より「The Roof Is On Fire」。
このリリースで初登場した「トリプルラウンドハウスキック」を交えたコンビネーションがポイント。
そのテクニックを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
Matisse & Sadko | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
【76-1b】 |
Nikki |
2.コンバット1 |
The Grim Reaper | |
3.パワー1 |
Scooter | |
4.コンバット2 |
Jan Wayne | |
5.パワー2 |
【12-4】 |
Booshida |
6.コンバット3 |
Machel Montano | |
7.ムエタイ |
Airbourne | |
8.パワー3 |
Geos Crew feat. Zara | |
9.コンディショニング |
Snavs | |
10.クールダウン |
Sia |
レッスン後記
トラック2のコンバット1は、リリース#21より「The Roof Is On Fire」。
現プログラムディレクターであるダン&レイチェルが就任・初のリリースがこの#21。
それまでのボディコンバットの流れを踏襲しつつ、一方で「新しい時代のボディコンバット」を感じたのが、トラック2のラウンドハウスキックを交えたコンビネーション。
それまでには有り得なかったラウンドハウスキック使いが、当時としては非常に新鮮でした。
全2セットでコリオ展開は↓
@フロントキック交互+ダブルジャブ・クロス
↓コンバットスタンス
↓フロントキック交互
↓ダブルジャブ・クロス
↓コンバットスタンス
↓フロントキック交互
↓ダブルジャブ・クロス
イントロかかった4カウント後に交互にフロントキックからスタートする冒頭。
非常にアグレッシブな出だしは、メインのコンビネーションでさらに昇華されます↓
ボディコンバット#21-2:ラウンドハウスキックコンボのポイント
セット中盤にやってくるラウンドハウスキックのコンビネーション。
最初はスローな「ダブルジャブ・フック」からスタート。
途中からピッチアップして速く打ち込みます。
完成形でラウンドハウスキックが加わりまる。
このラウンドハウスキックのコントロールとそれに伴っての身体の捻転動作が重要となるコンビネーションです!↓
↓コンバットスタンス
↓ダブルジャブ・フック
↓トリプルラウンドハウスキック
↓コンバットスタンス
↓ダブルジャブ・フック
↓トリプルラウンドハウスキック
このトラックで初登場した、ラウンドハウスキックを連続で蹴り込むトリプルラウンドハウスキック。
最初は「こんなの出来るの!?」と困惑(苦笑)。
このリリースのワークショップ前、日本のトレーナーさんの皆さんがこのトラックの練習を行っている所にたまたま遭遇。
トレーナーさんも、時折首を傾げながら練習されていたのが印象に残っています。
「トレーナーさんで苦労しているのに、我々インストラクターは出来るのかしら!?」の印象も残ってます(苦笑)。
さて、このトリプルラウンドハウスキック。
蹴り込んだ後、ステップバックしてすぐにウンドハウスキックを。
このリピーター動作では↓
一度一度捻転動作でステップバックさせます。
そうすることで、スムーズにキックが蹴り込むことが可能になります。
ステップインした際は、ラウンドハウスキックの基本的テクニックである、カカトを出来るだけ正面に見せつつ、ボクシングガードでステップバック&捻転動作でリピーターさせましょう!
ボディコンバット#21-2:カタのポイント
セット最後は、カタの動作で締め括り。
ラウンドハウスキックコンビネーションのあと、カラテガードで身体と目線を横に向けて構えます。
そこから真横方向に3つ移動→元に戻ってブロッキングとカラテパンチを一気に行います。
テクニック的には
@「左右の移動はカラテガードキープ&摺り足気味」
A「パームブロック+カラテパンチのタイミング」
がポイントになります。
↓カラテガード真横に身体を向ける
↓真横方向に3つ移動
↓元に戻って
↓パームブロック+カラテパンチ
左右移動の際は、カラテガード」でキープさせます。
このカラテガード、大昔のボディコンバットではポピュラーなガードの仕草。
お腹やみぞおち辺り前に両手を手の平を下に向けて構えるようにします。
実際の移動時は、このガードをキープさせながら摺り足気味で動くようにします。
要は、身体が上下に跳ねないように、重心を落として出来るだけ摺り足気味でキビキビ動きましょう!
前述の左右に移動動作にて元に戻ってからのパームブロックとカラテパンチのカタ動作。
パームブロックは後ろ腕で、カラテパンチは前腕にてそれぞれ行います。
この2つの動作を行うタイミングで重要で、
@4カウントで摺り足気味で逆方向に移動
A元に戻ったら「カウント7」でパームブロック
Bそのまま「カウント8」でカラテパンチ
カウント7でパームブロック、そのまま間髪入れずカウント8でカラテパンチを打ち込むようにします。
パームブロックは手の平を真下に向けてブロッキングを、カラテパンチは両膝を曲げたランジダウンを加えましょう!