ボディコンバット49-4はレアトラックの2曲連結・そのポイントは?
2022年11月6日(日)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック4のコンバット2は「Lord Of The Rings」「Hava Nagila」2曲連結のレアトラック。
コリオ・動きのポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
DJ Miko | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Club Caviar | |
2.コンバット1 |
Spacegliderz | |
3.パワー1 |
Ace Warrior | |
4.コンバット2 |
Nick Skitz vs Blissphoria | |
Alex M vs Marc | ||
5.パワー2 |
Muzzy, Koven & Feint | |
6.コンバット3 |
Snap! vs Roy Malone | |
7.ムエタイ |
2 Unlimited | |
8.パワー3 |
Klubfiller | |
9.コンディショニング |
【87-9】 |
NOAM DEE |
10.クールダウン |
Welshly Arms |
レッスン後記
ブログでも書きましたが、トラック4のコンバット2は2曲連結のレアトラック。
49-4aとして「Lord Of The Rings」。
49-bとして「Hava Nagila」。
一つのトラックで2曲使用というのは、ボディステップではしばしば見られますが、コンバットでは数少なく、非常に珍しいトラックと言えます。
それぞれのポイントを解説します。
ボディコンバット#49-4aのポイント
セット1・3にて49-aのコリオを行います。
ポイントは3つで
@冒頭のカタ
Aフロントスタンスでのトリプルサイドキックコンボ
Bコンバットスタンスでのニー&フロントキックコンボ
の3つ。
@セット冒頭のカタ
フロントスタンスでの冒頭のカタ。
太極拳からインスパイアされたそれは、川の流れのようにゆったり動きたいところです。
↓脇構え
↓片手を下からすくい上げる
↓すくい上げた腕はローブロック・逆腕はライジングブロック
両腕は脇構え、腰はどっしり落として曲が来るのを待ちます。
曲のスタートと同時に、片手を下からすくい上げるように持ち上げます。
ポイントはこのあとのローブロック&ライジングブロックの腕の方向。
すくい上げた腕は急所を守るようなローブロック、逆腕は頭上を防御するライジングブロックでそれぞれ構えます。
この腕が逆にならないようにしましょう!
Aトリプルサイドキックコンボ
前述のカタのあとにスタートする、トリプルサイドキックコンボ。
最初は「ジャブ・ジャブ・フック」の打ち込み。
途中からトリプルサイドキックを組み合わせて完成形に至ります。
ポイントは「出だしのジャブ」「トリプルサイドキックの三段階」の2点です。
↓フロントスタンス
↓ジャブ・ジャブ・フック
↓トリプルサイドキック ロー/ミドル/ハイ
最初に打ち込むジャブ。
このジャブ、「どちらから打ち込むのか」が大事で、正解は↓
セット1=左ジャブ・右ジャブ・左フック
セット3=右ジャブ・左ジャブ・右フック
となります。
セット1では右から、セット3では左からと勘違いして打ち込みやすいところ。
上記の順番に注意を!
ジャブ・ジャブ・フックのあとのサイドキック。
ステップバックを交えながら、三発連続蹴り込みます。
この3段階では、余裕があれば高さを「ロー」→「ミドル」→「ハイ」を蹴り分けるようにします。
それぞれの狙いは
ロー→膝
ミドル→お腹・腰周囲
ハイ→胸・顔
となります。
サイドキックの↓基本テクニックをおさえながら蹴り込みましょう!
★サイドキックの基本テクニック
・靴のヘリで蹴り込む
・足裏を真下に向けるようにする
・片腕をしっかり伸ばし胸を張る
Bニー&フロントキックコンボのポイント
↑のトリプルサイドキックコンボのあと、間髪入れず始まるこちらのコンボ。
スタンスをフロントスタンスからコンバットスタンスに素早く切り替えて行います。
フロントキックのあとのステップバックをスムーズに行うようにします。
↓コンバットスタンス
↓ダブルフロントニー
↓フロントキック
↓ステップバック
ダブルニーとフロントキックを正面方向に3発押し込みます。
このあとに、後ろ脚を後方へステップバックさせます。
そうすることにより、ダブルフロントニーをスムーズに行わせる意味合いがあります。
素早く後方へスッと引いたうえで、そのあとやはり素早く正面に踏み込みましょう!
ボディコンバット#49-4bのポイント
セット2にあたる、49-4b。
セット1・3では、正面方向への動作。
こちらセット2では、真横方向に向けての動作になります。
LEVEL1では、ステップキックを行います。
ここのLEVEL1では、距離感などをチェック。
距離感をチェックしたら、本番のジャンプキックのLEVEL2を。
真横方向へのジャンプキックは、非常に珍しい動作。
ステップキックにしろジャンプキックにしろ、「どちらの脚で蹴り込むか」がポイントになります。
↓右側を向く
↓ステップして右足でフロントキック!
↓ホップスイッチして左側に身体を入れ替える
↓左側へステップキック
↓ホップスイッチして右側に身体を入れ替える
↓右側へジャンプキック
↓左側へジャンプキック
どちらの脚で蹴り込むか?
視点が真横になっただけで、右か左かが意外にあやふやになりがちに。
ましてや、ジャンプキックですから、どちらの足で蹴り込むのか、一瞬躊躇しがちに。
安全面からも、この躊躇が危険だったりも。
正解は↓
右側に向けては=右足で蹴り込む
左側に向けては=左足で蹴り込む
になります。
右側へは右足で!左側へは左足で!