ボディコンバット96-1a「So High」 テクニックポイント
レスミルズプログラム、ボディコンバット96-1a・ウォーミングアップ上半身「So High」。
登場する3つのパンチコンビネーション、そして「ランジ&カラテパンチコンボ」のコリオ・テクニックポイントを解説します。
綺麗にパンチを打ち込む方法と股関節の可動域を広げる動作のポイント
ボディコンバット・リリース96、トラック1a・ウォーミングアップ上半身「So High」。
このトラックでは、前半パンチの動作をゆっくりテンポと速いテンポを織り交ぜながら打ち込み、身体を温めていきます。
レップ数がやや不規則な箇所があるので、回数のカウントに要注意。
パンチでは3つの簡単&スピーディーなコンビネーションを丁寧に行いたいところ。
そして、後半手前あたりで登場する「ランジ&カラテパンチ」の特異的動作で、脚の筋肉を充分に使わせる構成。
コリオが豊富なボディコンバット96-1a・上半身。
まずは、その3つの簡単コンビネーション動作を解説します。
ボディコンバット96-1a:ジャブ・クロス・ジャブ・シザースコンボのテクニックポイント
トラック冒頭↓
「ジャブ2回+パルス」からスタート。
肩を落としてリラックスしながら打ち込むようにします。
途中から曲の雰囲気が変化する所から、このトラック一つ目のコンビネーションがスタート。
そのコンビネーションでは
「パンチ3発の的を絞る」
「シザースではガードを落とさず」
がテクニックポイントです↓
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓シザース2往復(4回)
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓シザース2往復(4回)
パンチ3発は的をしっかり絞って!
コンバットスタンスにて「ジャブ・クロス・ジャブ」の3発。
パンチ自体、手打ちにならないよう膝を軽く曲げて、体幹との連動させ身体全体で打ち込みを。
打ち込み時は、パンチの軌道がバラバラにならないよう、拳を同じ箇所に届かせるよう、的を絞るようにしましょう!
シザースではガードを落とさずに!
パンチ3発のあとの脚を前後に動かすシザースでは、膝を柔らかく使いつつ、脚幅を前後に十分動かし、より体温・筋温アップに努めます。
この時↓
ボクシングガードが落ちないように、しっかり脇を締めつつ、構えながら脚を動かして!
ボディコンバット96-1a:トリプルアッパーのテクニックポイント
↑の「ジャブ・クロス・ジャブ+シザースコンボ」のあとにやってくる、トリプルアッパーの動作。
最初は左右交互にゆっくりアッパーを打ち込んで、軌道や肘の角度90度をチェック。
途中からスピードアップさせ交互にアッパー3回の打ち込みに変化します。
アッパーをスピードアップさせて打ち込むと「腰・臀部周り」のボディコントロールが大事ですよ!↓
↓コンバットスタンス
↓アッパー交互に3回
↓パルス
↓コンバットスタンス
↓アッパー交互に3回
↓パルス
肩を柔らかく使っての打ち込みを!
速いアッパーは、慣れていないと・初心者の方ほど「お尻・腰が揺れる」ような腰回りがクネクネしたフォームになりがち。
これは、お腹に力が十分でないと、そうなりやすいです。
なので、膝を軽く曲げ体幹を使いながら、さらにお腹に力をしっかり入れて、素早く3発のアッパーを打ち込むようにしましょう!
ボディコンバット96-1a:フロントスタンス・パンチコンボ
トラック最後にやってくる、ウォーミングアップ上半身最後のコンビネーション動作。
ここに至るまでコンバットスタンスでしたが、最後に初めてフロントスタンスに変化し、コンビネーション動作を繰り返します。
左右に移動しながらの「トリプルジャブ」と「交互にフック」のコンビネーション。
ジャブは「トリプルジャブ」ですが、歩きながらのウォーキングジャブでベーシック的に打ち込みます。
そして直後のフックにて、捻転動作を充分に行わせ脇腹の筋肉を温めましょう!↓
↓フロントスタンス
↓右に移動しながら右トリプルジャブ
↓右左フック4回
↓左に移動しながら左トリプルジャブ
↓左右フック4回
フックの捻転動作を充分に!
トリプルジャブのあと、ジャブでの同じ腕からフックを交互に4回打ち込みます。
外側に向けていた身体を正面に向けつつ↓
カカトを持ち上げ、腰をしっかり回す捻転動作を意識しながら行い、ウエスト周りの腹斜筋を刺激させるようにします。
特に最初・1発目のフックでは身体の向きが外側になっているので、思い切り身体をツイストさせフックを打ち込みましょう!
ボディコンバット96-1a:ランジ&カラテパンチコンボのテクニックポイント
このトラックで非常に特徴的なのが、トラック後半手前あたりで登場する、ランジとカラテパンチを組み合わせた動作。
片脚を後方に引きながらランジをしつつ、同時に片腕を真下へのカラテパンチを組み合わせた動作。
ランジダウンで脚とお尻の筋肉を温めつつ、カラテパンチを加える事でより沈み込む事ができ、股関節の可動域を広げる意味合いがあります。
ランジでは基本テクニックである
「後ろ足のカカトを持ち上げる」
「両膝が90度になるまで沈み込む」
の2点が肝要。
カラテパンチに気がとられがちなるので、ランジのテクニックをお忘れなく!
そのランジダウンでは「上半身が過度に前傾しないようにする」のテクニックも大事です!
↓フロントスタンス・脇構え
↓左脚引いてのランジダウン&左腕カラテパンチ
↓脇構え
↓右脚引いてのランジダウン&右腕カラテパンチ
↓フロントスタンス・脇構え
↓左脚引いてのランジダウン&左腕カラテパンチ
↓脇構え
↓右脚引いてのランジダウン&右腕カラテパンチ
上半身が過度に倒れないようにキープさせる!
ランジダウンとカラテパンチのコンビネーション・ストレッチ動作。
ランジダウンなので身体を横から見た時に↓
上半身をしっかり立てた状態で行うようにします。
そうすることで、脚とお尻の筋肉に負荷が掛かり、しっかり温められます。
これが行っていると↓
上半身が過度に前傾するエラーフォームになりがちなのがこのコンビネーション。
これはカラテパンチが加わっているので、それにつられて倒れがち。
お腹にしっかり力を入れて胸を張りながら、上半身を出来るだけ真っ直ぐキープさせましょう!
ちなみにこの動作は、のちのトラック4・コンバット2でも登場する、伏線的な意味合いもありますので、このトラックで動きに慣れておきましょう!