ボディコンバット96-2「LA LA LA」 テクニック・ポイント
レスミルズプログラム、ボディコンバット96-2・コンバット1「La La La」。
行う2つのコンビネーションでは、スローなスタートから一気にスピード感溢れる展開に。
そのスピード感に負けないフォーム・ボディコントロールが必須。
そのテクニックポイントを解説します。
スピーディーな展開でもフォーム・ボディコントロールが必須なコンバット1!
ボディコンバット・リリース96、トラック2・コンバット1「La La La」
このトラック、ラウンドハウスキックは無しで、主に2つの動作・コンビネーションを繰り返す、シンプルなコリオ展開なコンバット1。
シンプルですが、リズムがスローだったのが急に速くなったりと、それはまるでジェットコースターに乗っている感覚に近いです、本当に。
それぞれのコンビネーションにてスピーディーな展開の中でのフォームであったり、ボディコントロールが必須なコンバット1になっています。
それでは登場する2つのコンビネーションのテクニックポイントを解説してみます。
ボディコンバット96-2:コンバットスタンスコンボのテクニックポイント
このトラック一つ目のコンビネーション動作は、パンチとフロントキックの組み合わせ。
「ジャブ・クロス・ジャブ」に奥脚での「フロントキック」の打ち込み&蹴り込みを行います。
ここではLEVEL1〜4と徐々にビルドアップし、LEVEL4にて完成形に至ります。
出だしのLEVEL1では「ジャブ・クロス スロー」と、ゆっくりリズムからスタート。
次のLEVEL2で「ジャブ・クロス ファスト」の素早く打ち込み。
LEVEL3ではクロスを加わて「ジャブ・クロス・ジャブ ファスト」3発を素早く打ち込みます。
そしてLEVEL4でフロントキックを加えて完成形に。
その完成形では
「素早いパンチほど脇を締める・的を絞って」
「フロントキックの引きを速く」
のテクニックポイントが重要になります↓
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓フロントキック
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス・ジャブ
↓フロントキック
素早いパンチほど脇を締めて!的を絞って!
LEVEL2から打ち込むリズムが速くなる「ジャブ・クロス・ジャブ」。
このトラックに限らずパンチはリズムが速くなると、打ち込み時に脇が空きやすくなるエラーフォームになりがち。。
脇が空くとリズムから遅れたり、また体幹を使って打ち込みずらくなり、結果運動強度が下がったりのデメリットが生まれます。。
グッと脇を締めてコンパクトに打ち込むようにするとグッドです。
また、同じ所に打ち込みたいその軌道がバラバラにもなりがちに。
相手の鼻や顎を想像して、的を絞るイメージで打ち込みましょう!
フロントキックの引きを速く!
素早いパンチ3発のあとは、後ろ足でのフロントキック1発の蹴り込みを。
後ろの奥脚でのそれなので、速いリズムでも腰と臀部を出来るだけ遠くに押し込む意識でプッシュさせます。そうでないと、相手に届きません。
そして遠くにプッシュしつつ↓
その蹴り脚を引く素早いプル動作も重要なポイント。そうでないと、次の動作から遅れてしまいます。
お腹にしっかり力を入れて、脚とボディコントロールを意識なさってください!
ボディコンバット96-2:ランジコンボのテクニック
このトラック2つ目にやってくるのが、ランジとリアニーを組み合わせたコンビネーション動作。
ここでは格闘技というよりは、脚とお尻引き締めのレッグコンディショニングゾーンになります。
前述のコンバットスタンスコンボ同様、フォームと共にキーとなるのがリズムの変化。
LEVEL1では「ダブルパルスランジ+リアニー」と、比較的ゆっくりなスロー動作。
LEVEL2では「ランジ+リアニー」でスピードアップ。
ここでは想像以上のスピーディーな展開が待ち構えています。
しっかり動きをコントロールして、下半身の筋肉を燃やしましょう!
その下半身の筋肉を燃やすには
「両膝90度までランジダウン」
「両腕をしっかり振る」
「上半身が倒れないよう真っ直ぐキープ」
の3点がテクニックポイントです↓
↓ランジスタンス
↓パルスランジ ダウン→アップ→ダウン
↓リアニー
↓ランジスタンス
↓パルスランジ ダウン→アップ→ダウン
↓リアニー
↓ランジスタンス
↓ランジ+リアニー リピーター
↓ランジスタンス
↓ランジ+リアニー リピーター
両膝90度までランジダウン!
LEVEL1にしろ2にしろ、ランジでは沈み込んだ時の基本テクニックである↓
両膝が90度になるまで深く曲げる・沈み込ませるようにします。
そうすることで、狙いである後ろ脚のもも前「大腿四頭筋」、前脚の臀部「大殿筋」に強く負荷が掛かります。
後ろ足のカカト持ち上げて両膝をしっかり曲げるようにしましょう!
上半身が倒れないよう真っ直ぐキープ!
そのランジでは、両膝90度になるまで身体を沈める際は↓
上半身を出来るだけ真っ直ぐになるようキープさせます。
そうすることで、下半身の筋肉にしっかり負荷が掛かります。
これが疲労蓄積してくると↓
上半身が前傾するエラーフォームになりやすいです。
こうなると、下半身に掛けたい負荷が落ちる・抜けるので、勿体ないです。
かつ、腰への負担が増して怪我のリスクを上げます。
なので上半身を過度に倒さないように真っ直ぐキープさせましょう!
この真っ直ぐキープは、腹筋の力も自動的に使っていることになるので、少なからずでもお腹・コアのトレーニングにもなっています。
これはスクワットでも言える事。
ランジやスクワットでは、上半身・姿勢のコントロールで様々な良い意味での波及効果があり、上半身のフォームの意識・イメージはそれだけ重要なのです。
両腕をしっかり振る!
脚の筋肉を燃やすためにもう一つ大事なのが、後ろ脚・フロントニーのコントロール。
膝を深く曲げつつ相手のみぞおち目掛けて一気に押し込みます。
このフロントニーを加えることで、ランジとは違った負荷を下半身に伝える事が出来ます。
このフロントニーでは、その押し込みのスピード・パワーと共に↓
両腕の振り・スイングも重要。
そうすることで、コアに対しての負荷を掛ける事になるからです。
両手を重ね、相手の首を引き寄せるイメージで両腕を大きく振るようにしましょう!