ボディコンバット82-8 パワー3のテクニックポイント
2023年3月12日(日)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック8・パワー3は、リリース82より「Love Wins Again」。
登場する「フロントスタンスコンボ」「コンバットスタンスコンボ」、それぞれのテクニックポイントを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
Nick Skitz | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Hot Cherry | |
2.コンバット1 |
【6-3】 |
Emphasis |
3.パワー1 |
DJ Paul Elstak | |
4.コンバット2 |
Scooter | |
5.パワー2 |
Frog’ A Billy | |
6.コンバット3 |
Real McCoy | |
7.ムエタイ |
Group X | |
8.パワー3 |
Koven | |
9.コンディショニング |
Goldfinger | |
10.クールダウン |
Lukas Graham feat. Wiz Khalifa |
レッスン後記
トラック8のパワー3は、リリース82より「Love Wins Again」。
内容は
セット1=フロントスタンス
セット2・3=コンバットスタンス
の全3セット構成のパワートラック3。
フロントスタンスとコンバットスタンス、それぞれやってくる異なるコンビネーションのポイントを解説します。
ボディコンバット#82-8:フロントスタンスコンボのポイント
トラック冒頭のセット1は、フロントスタンスでの動作。
「ショルダーストレッチ」→「リカバリーラン」のあと、正面への右左のダブルアッパーからスタート。
交互のダブルアッパーは、カカトを床から持ち上げつつ、出来るだけ肩を交互に入れ替えるようにしながら、体幹を回しながら打ち込みます。
そして途中から真横方向へのジャブ2回を加え、正面と真横と2方向への打ち込み・コンビネーションに変形。
「アッパーとジャブは同じ手でない」というのがポイントです。
↓フロントスタンス
↓正面ダブルアッパー
↓左側に左ジャブ2回
↓正面に左ダブルアッパー
↓右側に右ジャブ2回
正面と真横と2方向へのアッパーとジャブのコンビネーション動作。
このコンビネーションはシンプル展開ですが、パンチの順番・腕使いに注意したいところ↓
・右腕のでダブルアッパー → 左腕でサイドジャブ2回
・左腕のダブルアッパー → 右腕でサイドジャブ2回
このようにダブルアッパーを打ち込んだら、もう一方の腕でサイドへのジャブを打ち込むようにします。
よって同じ腕・手ではなく、交互にパンチング動作を行いたいので、同じ腕・手にならないように注意しましょう!
ボディコンバット#82-8:コンバットスタンスコンボのポイント
トラック中盤・後半に登場する、コンバットスタンスでのコンビネーション動作。
そのコンビネーション動作は、このトラックの運動量を上げる為の、肝となる部分なので、アグレッシブにパンチをそれぞれ打ち込みたいところ。
そして、コンビネーション最後のフックがポイント。
LEVEL1では「通常フック」、LEVEL2では「パワーフック」にレベルアップ。
そのパワーフックでのボディコントロールが運動量を上げる為に重要です↓
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス4往復(計8発)
↓ダブルジャブ・クロス
↓フック
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス4往復(計8発)
↓ダブルジャブ・クロス
↓フック
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス4往復(計8発)
↓ダブルジャブ・クロス
↓パワーフック
↓コンバットスタンス
↓ジャブ・クロス4往復(計8発)
↓ダブルジャブ・クロス
↓パワーフック
このコンビネーション動作のポイントは、最後のフックコントロール。
LEVEL1では通常フック、LEVEL2では、正面にホップさせるようにしながら打ち込むパワーフックに変形させます。
他のリリースでも時折登場するパワーフック。
このトラックのパワーフックは↓
打ち込む直前に身体を一度振る・開くようにし、パワーを溜めるようなイメージで一瞬留まります。
そこから一気にパワーを解き放つようにしながら、正面にホップしつつ、相手の頬やこめかみ目掛けて打ち込みます。
その身体の振り方・開き方は以下の通り↓
右足前コンバットスタンス=身体を一瞬右側に振る・開く
左足前コンバットスタンス=身体を一瞬左側に振る・開く
身体を上手く振りつつ、それをパワーに変えましょう!