ボディコンバット34-7 人気ムエタイトラックのポイント
2022年12月2日(金)「ボディコンバット45分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7・ムエタイ「1-2-3-4」。
シンプルなコリオ展開と個性的な曲で人気トラックの一つ。
ポイントなる2つのコンビネーション・動作について解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1.ウォーミングアップ |
Candee Jay | |
2.コンバット1 |
Fall Out Boy | |
3.パワー1 |
Lee Mvtthews feat. Embher | |
4.コンバット2 |
DJ Krid P | |
5.パワー2 |
DJ Fresh | |
6.コンバット3 |
DJ’s Brothers | |
7.ムエタイ |
Ultra-Sonic | |
8.パワー3 |
Crissy Criss & WiDE AWAKE | |
10.クールダウン |
簡易ストレッチ |
レッスン後記
この日のトラック7・ムエタイは「1-2-3-4」。
イントロや時折木霊する「ワンっ、ツー-、スリー、フォー!」が印象的なトラック。
主に行うコリオ・動作は
@トリプルエルボーからのメインコンボ
Aストリートブロウルダウンワードパンチ・リピーター
の2つ。
シンプルなその展開・流れは曲調とマッチしていてグッド。
それぞれのポイントを解説します。
ボディコンバット#34-4:トリプルエルボーからのメインコンボのポイント
コンバットスタンスでのトリプルエルボーから始まるコンビネーション。
直後に前脚でのダブルフロントニー、完成形では後ろ脚での4バックニーを加えて完成形に至ります。
シンプルなメインコンビネーション。
このメインコンボは「トリプルエルボーは棒立ちにならない」がポイントです。
↓コンバットスタンス
↓トリプルエルボー
↓ダブルフロントニー
↓4バックニー
このコンビネーションのポイントは出だしの前腕でのトリプルエルボーにあり、と思っています。
真横に空気を切り裂くようにして行うこのトリプルエルボー。
行っていると、膝が伸び切った棒立ち状態で打ち込みがち。
棒立ち状態ということは、腕だけでの動作になり、下半身との連動が失われます。
パンチと同様、捻転動作をしたいので、カカトは床から持ち上げながら行うべきで。
膝を軽く曲げて、少しでもカカト床から持ち上げて、下半身との連動で叩き込みましょう!
ボディコンバット#34-7:ストリートブロウルダウンワードパンチ リピーターのポイント
セット後半に登場する「ストリートブロウルダウンワードパンチ」のリピーター動作。
同じ腕・手で連続32回もの回数を打ち込みます。
片腕での単独回数としては、おそらく過去最高回数。
それだけに運動強度がドンドン上昇していきます。
運動強度が上がれば疲労蓄積してフォームが乱れていきます。
その乱れがちなフォームのポイントである「腕は常に垂直」「脚はランジダウン」の2点を確認してみましょう。
このパンチは、運動強度を落とさないようにする為、その軌道が重要となります。
床に対して垂直・真下方向になるように打ち込むようにします。
これが疲労蓄積していくと、斜め気味になりやすいところ。
こうなると後述する脚・下半身との連動が甘くなり、運動量が落ちていきます。
逆手で相手を押さえるような仕草をしつつ、真下に押し込みましょう!
前述の腕の向きと連動して重要なのが脚の使い方。
打ち込んだ時に、ランジダウンのように両膝を曲げるようにします。
脚の筋肉を動員させ、心拍数アップを狙う意味合いの動作。
これが段々膝が全く曲がらないようなフォームになっていきます。
膝が伸び切った状態で行うと、腰への負担が増すので要注意。
膝を柔らかく使って、身体全体で「ダウン&アップ」の繰り返しを!