ボディコンバット#23-7 ムエタイトラックの2つのポイント
2022年9月25日(日)「ボディコンバット60分」のスタジオ・レッスン後記です。
トラック7のムエタイ「Hardcore Paradise」。
ムエタイトラックの中でも屈指の人気を誇り、かつ傑作中の傑作。
その傑作ムエタイトラックにてポイントとなる、2つのコンビネーションを解説します。
セットリスト
トラック | 曲名 | アーティスト |
---|---|---|
1a.ウォーミングアップ上半身 |
Master Blaster | |
1b.ウォーミングアップ下半身 |
Moby | |
2.コンバット1 |
2 Unlimited | |
3.パワー1 |
【4-6】 |
Epidemic |
4.コンバット2 |
7kingz feat.The Phantoms | |
5.パワー2 |
Matchbox Twenty | |
6.コンバット3 |
Real McCoy | |
7.ムエタイ |
【23-7】 |
DJ Spark feat. XLR |
8.パワー3 |
Filthy Louca | |
9.コンディショニング |
Star | |
10.クールダウン |
Hannah Kerr |
レッスン後記
トラック7のムエタイは、リリース#23より「Hardcore Paradise」。
歴代ムエタイトラックの中でも、屈指の人気を誇るこのトラック。
曲とコリオがマッチしていて、まさに傑作中の傑作と言っても過言はありません。
運動強度も高めで、比較的高強度より。
その高強度寄りなコリオ展開でポイントになるのが、2つのコンビネーション・動作になります。
ボディコンバット#23-7:コンバットスタンスコンビネーションのポイント
傑作ムエタイトラック・リリース#23-7。
そのメインコンビネーションがコンバットスタンスでのこちら。
出だしは、ゆっくり「ダブルジャブ+クロス」「ダブルアセンディングエルボー」2往復打ち込んでいきます。
パンチ&エルボー動作のピッチが速くなり、途中「バックニー16レップ「フロントニー16レップ」を繰り返したのちに、フルコンボに至ります。
ポイントは「アセンディングエルボーのフォーム」と「膝蹴りの順番・フォーム」の2点です。
↓コンバットスタンス
↓ダブルジャブ+クロス
↓ダブルアセンディングエルボー
↓ダブルバックニー
↓ダブルフロントニー
↓コンバットスタンス
↓ダブルジャブ+クロス
↓ダブルアセンディングエルボー
↓ダブルバックニー
↓ダブルフロントニー
「ダブルジャブ+クロス」パンチ3発のあとのダブルアセンディングエルボー。
相手の顎を下から上に突き上げるようにしてエルボーを打ち込みます。
肘を深く曲げて、出来るだけ高く持ち上げます。
この時、正面・相手に対して自身の脇を見せるようにするぐらいの高さが必要です。
また、打ち込み時は、腰を正面にやや押し出すようにすると、エルボーそのもののインパクトがアップ!
瞬間的な動作ですが、前足のカカトを持ち上げて押し出すようにしましょう!
コンボ最後は、膝蹴りを2回ずつ蹴り込みます。
前脚ではなく、後ろ脚からのダブルバックニーというのがみそ。
順番を間違えそうになるところなので、何気に要注意。
ダブルバックニー・ダブルフロントニーともに、相手の首を引き込むようにして、両腕の手の平を重ね、腕を大きく振るようにします。
>腕の振りは、消費カロリーアップ狙いでもありますし、やや腹筋群の動員も狙っていたりします=コアトレーニングの要素。
このリリースに限らず、膝蹴りは足の高さもさることながら、腕の振りも意識しましょう!
ボディコンバット#23-7:フロントスタンスコンビネーションのポイント
前述のコンバットスタンスコンビネーションの間に挟まれている、このフロントスタンスでのコンビネーション。
動きは「フック」と「膝蹴り」のみなので、簡単動作。
簡単動作ではですが、「レップ毎に動きのレベルアップ」と「体幹を充分意識して動く」が大事です。
↓フロントスタンス
↓フック
↓フロントニー
フックと膝蹴りを合計24レップ繰り返すこのコンビネーション。
24レップなので、イメージとして8レップ毎に分けて考えます。
8レップ毎に、どんどん動きの強度・キレ・インパクトをレベルアップさせます。
具体的には↓
@最初の8レップ・レベル1では、比較的動きを確認するかの如く、正確に。
A次の8レップ・レベル2では、動きのキレ・インパクトのギアを一気に引き上げ。
B最後の8レップ・レベル3では、膝蹴りをホップニーorジャンプニーで自身の運動レベルにチャレンジ!
フックと膝蹴り2つだけの簡単動作。
簡単動作なので、体幹を意識して動きたいコンビネーション。
具体的には、「おへそを中心にして打ち込む・動く」という点。
フックにしろ膝蹴りにしろ、中心点を意識して行うべきで、それがおへそです。
おへそ中心で動けば、消費カロリーアップ・脂肪燃焼と共に、それは自動的に体幹トレーニングにも繋がります。
身体の中心、それもおへそを中心点にして打ち込み、ただの簡単動作にしないように運動効果を引き上げちゃいましょう!