ボディパンプ50-4 バックトラック テクニックポイント
ボディパンプ61-4・バックトラック「Miracle (Extended Mix)」。
人気オールドナンバーのこのトラックの特徴は、レップ数が多めの「ワイドデッドロー」で背中上部・肩裏を鍛えられ、猫背改善の一手になります。
そのテクニックポイントを解説します。
トリプルワイドローで背中の上部を鍛えよう!
ボディパンプ・リリース61、トラック4のバック「Miracle (Extended Mix)」。
ボディコンバット・リリース42-8のパワートラックでもお馴染みの、人気オールドナンバー。
全4セット構成のこのバックトラックは、セット2・3「ワイドデッドロー」にレップ数が多め。
なので、ワイドデッドローのテクニックポイントをしっかりおさえる事が重要です。
解説してみます。
ボディパンプ61-4:トリプルワイドローのテクニックポイント
セット2・3の終盤に行う、連続3回バーベルを引っ張る「トリプルワイドロー」。
このレップ数が多めなのが、このトラックの特徴。
ワイドデッドローは通常のデッドローと比べて、バーベルを持つ幅を左右目一杯開いて引っ張ります。
そうすることで、背中の上部・肩裏に負荷が掛かるようになります。
背中の上部の筋肉は、動かさないと猫背などの姿勢不良を招くリスクが上がるので、それらの改善の一手として、このワイドでのローイング動作は有効と言えます。
このワイドデッドローで背中上部にしっかり効かせるには
「おへそとみぞおちの間に引き寄せる」
「脇を開いて背中上部・肩裏にしっかり負荷を掛ける」
「頭の位置をキープさせる」
の3点が重要で肝要です↓
おへそとみぞおちの間に引き寄せる!
通常のデッドローは↓
おへそ方向に引き寄せますが、ワイドデッドローは↓
おへそとみぞおちの間に向けて引き寄せるようにします。
そうすることで、背中上部に負荷が掛かりやすくなります。
一方で、おへそとみぞおちの間にバーベルを引き寄せるということは、バーベルが身体から離れた状態で行う形になるので、腰が痛くなったり・反ったりなど、腰部に対して負担が掛かりやすくなります。
なので動作中は、お腹にしっかり力を入れて腰を保護しましょう!
脇を開いて背中上部・肩裏にしっかり負荷を掛ける!
おへそとみぞおちの間に引き寄せるワイドデッドローは↓
必ず脇と両腕を左右に開くようにして引き寄せるようにします。
そうすることで、やはり背中上部・肩裏へ刺激が伝わります。
頭の位置をキープさせる!
このトラックのワイドデッドローは、3回連続での「トリプルワイドロー」。
この3回連続で引き寄せていると負荷に負けて↓
バーベルを引き寄せる際に上半身も同時に動いてしまいがち。
こうなると、背中に伝えたい負荷が圧倒的に下がります。
なので動作中は↓
お腹にしっかり力を入れつつ、頭の位置をキープさせるようにコントロールさせましょう!