ボディコンバット27-7「So What!」テクニック・ポイント
レスミルズプログラム、ボディコンバットリリース27、トラック7・ムエタイ「So What!」。
バックナンバーのムエタイトラックの中で人気度高め。
登場する「ジャンプニーコンボ」「サイドエルボー&アセンディングエルボーコンボ」「ストリートブロウルダウンワードパンチ」それぞれのテクニックポイントを解説します。
ジャンプニーを上手くするコツ
ボディコンバット・リリース27、トラック7・ムエタイ「So What! (M Edit)」
バックナンバーでも人気度高めなムエタイトラックは、のちのリリース61・トラック4のコンバット2で再使用されています。
行う動作・コンビネーションは、シンプルでかつ、ジャンプニーがやってくるので強度高め。
そのシンプルコリオ展開は
@ジャンプニーコンボ
Aサイドエルボー&アセンディングエルボーコンボ
Bストリートブロウルダウンワードパンチ
の3つ。
それぞれのテクニック・ポイントを解説してみます。
ボディコンバット27-7:ジャンプニーコンボのテクニックポイント
このトラックのメインコンビネーションが、ジャンプニーを交えた膝蹴り3連打。
コンバットスタンスにて、まずは前脚でダブルフロントニーを。
直後に、後ろ脚にてリアジャンプニーをそれぞれ押し込みます。
ここでのポイントは、やはりジャンプニーのテクニックとフォームです↓
↓コンバットスタンス
↓ダブルフロントニー
↓リアジャンプニー
ジャンプニーを上手くするポイント@:ジャンプニーそのものを練習する!
ジャンプニーを上手く行えるようにするには、やはりジャンプニーそのものを練習するに限ります。
これは、我々インストラクター・パーソナルトレーナーが、トレーニングやフィットネスの知識を得る時に「トレーニングの原則」という論理を必ず学ぶようになってます。
その中に「特異性の法則」という法則があります。
これは簡単に言えば、何かを上手くするには、その動きそのものを繰り返し繰り返し練習する・トレーニングする、という考え方。
なので特異性、となるわけで。
ジャンプニーに限りませんが、何かを上手くする・上達する際は、まずはその動きそのものを繰り返し練習することが大前提になると言えます。
ジャンプニーを上手くするポイントA:体幹と臀部のトレーニングをする!
前述の通り、ジャンプニーを上手くするには、ジャンプニーそのものを繰り返し練習することが必須。
一方で、ジャンプニーで必要な筋肉・部位を筋力アップさせるトレーニングを補助的に行うこともおススメ。
色々ありますが、ここでは2つに絞ります。
↓ホバー
↓プランク
ジャンプニーを上手くするには、体幹の強さは必須。
ジャンピング時に身体を持ち上げる際、身体から発するパワーの出力アップさせる為、ホバーやプランクなどはおススメです。
↓脚幅広めのスクワット
↓ランジ
体幹と共に、ジャンプ時にフロアをプッシュさせるお尻の「大殿筋」の筋力は大事です。
脚幅の広いスクワットやランジなどがおススメです。
いずれのトレーニングも「カカト重心」でフロアを押すようにして行うと、より大殿筋の関与が増し、効率的に筋力アップが図れます。
ボディコンバット27-7:サイドエルボー&アセンディングエルボーのテクニックポイント
前後のジャンプニーコンボに挟みこまれているコリオ展開が、このサイドエルボーとアセンディングエルボーの動作。
左右別々にサイドエルボーとアセンディングエルボーを交互に打ち込みます。
どちらのエルボーも肘を深く曲げながら、力強く打ち込みます。
この2つのエルボーのテクニックポイントは↓
「重心は真下に置く」
「アセンディングエルボーは真横方向へ」
の2点です↓
↓コンバットスタンス
↓ダブルサイドエルボー
↓ダブルアセンディングエルボー
アセンディングエルボーは真横方向へ!
サイドエルボーとアセンディングエルボーをそれぞれダブルエルボーとして2回ずつ打ち込みます。
肘を深く曲げながら力強くプッシュを。
ここで注意したいのが、アセンディングエルボーの打ち込む向きで↓
真横方向に向けて肘を突き上げるようにします。
これが行っていると意外に正面方向っぽエラーフォームになりがちなので、真横に自身の脇を見せるようにしながら肘を持ち上げましょう!
重心は真下に置く!
サイドエルボーにしろアセンディングエルボーにしろ↓
重心を真下に置くようにします。
エルボーの軌道につられて左右に流れサイドランジのようなフォームにならないよう、注意しましょう!
ボディコンバット27-7:ストリートブロウルダウンワードパンチ
現在のボディコンバットではポピュラーなパンチとなった「ストリートブロウルダウンワードパンチ」のいわゆるストリートパンチ。
このストリートパンチは、このトラックでニュームーブとして誕生。
まさに格闘技のように、倒れた相手目掛けてラッシュの如くパンチを打ち込みます。
正しいフォームで打ち込むと、運動強度がグッと高まります。
その正しいフォームのポイントは
「打ち込むパンチの腕はフロアと垂直」
「両膝をしっかり曲げる」
「腕を高く持ち上げる」
の3つです。
打ち込むパンチの腕はフロアと垂直!
倒れている相手に向けて打ち込むストリートパンチ。
その打ち込む腕は↓
フロアに対して垂直になるようにします。
これは後述する膝の曲げ伸ばし動作に関与するので、大事なテクニック。
なので行っていて↓
斜めっぽいエラーフォームにならないよう注意しましょう!
両膝をしっかり曲げる!
打ち込み時は前述の腕の向きと共に、両脚・両膝のコントロールも必須で↓
両膝をランジダウンさせるように深く曲げるようにします。
そうすることで運動量アップし、よりカロリー消費が促進されます。
またランジダウンなので、脚の筋肉に負荷・刺激されるので、引き締め効果もプラスされます。
これが疲労蓄積してくると棒立ち状態のようなエラーフォームになります。
運動強度が下がるので、出来るだけ膝の曲げ伸ばし動作を加えるようにしましょう!
腕を高く持ち上げる!
打ち込んだパンチの腕はその後のコントロールもチェック。
腕を引いた際は↓
自身の身体を飛び越えるぐらい、出来るだけ高く持ち上げるようにします。
トレーニングのローイングのように、出来るだけ肘を高く持ち上げましょう!