ボディコンバット97-5 トラック5 パワー2 コアトレテクニックポイント
レスミルズプログラム・ボディコンバット97、トラック5・パワー2のMMAトレーニングトラック。
トラック前半・コアトレーニングゾーンの「IFTK」。
体幹強化を図る各種コアトレ種目・コンビネーションを解説します。
ボディコンバット・リリース97、トラック5・パワー2の「IFTK」。
MMAトレーニングトラックのパワー2は
トラック前半=コアトレーニング
トラック後半=カーディオトレーニング
の2構成。
前半でコアを鍛えつつ、後半のカーディオトレーニングでよりカロリー消費促進=脂肪燃焼促進を図ります。
最近のトラック5は、意図的に?強度が抑えられているように感じていましたが、このリリースでは強度高めな内容。
その強度高めのMMAトレーニングトラック。
このページではトラック前半のコアトレーニングのテクニックポイントを解説してみます。
ボディコンバット97-5:コアトレーニング@のコリオ・テクニック
トラック5・最初のコアトレーニングは、脚を真横に開いたり閉じたりの「サイドタップ」と「トリプルパルスプッシュアップ」の組み合わせ。
このコンビネーションは、直後にやってくる「マウンテンクライマー&サイドジャック」コンボの布石的動作。
布石的動作ですが、正しいフォームとテクニックでコア強化を図りましょう。
ポイントはコチラ↓
コリオ:「右左サイドタップ&トリプルパルスプッシュアップ」のフォーム・テクニックポイント
↓プランクポジション
↓右左サイドタップ
↓トリプルパルスプッシュアップ
↓プランクポジション
↓右左サイドタップ
↓トリプルパルスプッシュアップ
両腕はプッシュアップをするので、ややワイド目に開いて両手をついてセット。
サイドタップは、身体を横から見た時に↓
後頭部からカカトまで一直線になるようして両手をつきながら、脚を交互にサイドタップさせます。
これがお腹の力が抜けたり、疲労蓄積してくると↓
腰が突き上がる・逆に腰が落ちたりしてしまうエラーフォームになるので、腰・臀部の高さをキープさせます。
トリプルパルスプッシュアップでは、胸と顔がフロアに近づくよう沈み込ませましょう。
なお、この動作がきつくてやり切れない場合↓
膝付きのローオプションを迷いなく選択を。
強度は下がりますが、エラーフォームで行うよりは、コアへ適切に負荷が掛かりますよ!
ボディコンバット97-5:コアトレーニングAのコリオ・テクニック
前述の「サイドタップ&トリプルパルスプッシュアップ」のあと、本番的に行う2つ目のコアトレーニング。
両脚を「マウンテンクライマー」での縦動作、「サイドジャック」の横動作を交互に繰り返すことで、コアへの負荷を高めます。
コアトレ@と比べて、リズムが速くなるので呼吸と心拍数に要注意。
ポイントはコチラ↓
コリオ:「マウンテンクライマー&サイドジャックコンボ」のテクニックポイント
↓プランクポジション
↓マウンテンクライマー8回
↓サイドジャック4回
↓プランクポジション
↓マウンテンクライマー8回
↓サイドジャック4回
脚を前後に動かすマウンテンクライマー。
そして左右にイン・アウトさせるサイドジャック。
どちらの動作もコアトレ@同様、腰と臀部の高さをキープさせながら行います。
それにプラスして、余裕があれば、どの動作・局面でも、骨盤が出来るだけバウンドしないよう、お腹をキツクしめるイメージで行ってみてください。
またマウンテンクライマーでは↓
背中が丸まるエラーフォームになりがちなので、背中を出来るだけ真っ直ぐにして行いましょう!
ボディコンバット97-5:コアトレーニングBのコリオ・テクニック
コアトレーニング3つ目は、腕裏である「上腕三頭筋」を鍛える「トライセプス・ブラスター」を行います。
このトライセプス・ブラスターは、2001年9月のボディコンバット・リリース9以来、約22年ぶりの登場。
この長期間登場がなかったのは、運動強度がべらぼうに高いからと推測できます。
なのでこのリリースのトライセプス・ブラスターは、必ず膝をついて行うように設定されています。
正しいフォーム・テクニックポイントはこちら↓
コリオ:「トライセプス・ブラスター」のフォーム
↓@手の幅肩幅で両手を付く
↓Aトライセプス・プッシュアップで肘を深く曲げる
↓B肘関節90度のまま肩関節にて身体を後方に引く
↓C肩関節で身体を再び前にリバース・押し出す
↓Cプッシュアップでセット位置
テクニックポイント1:両手は肩幅・両膝をそれぞれつく
トライセプス・ブラスターは、腕裏を鍛えるので両手は必ず肩幅でフロアにつくようにします。
何気にワイド目になるのでご注意を。
また、コリオ上でも「膝をついて」の指定があるぐらい強度が高い種目なので、両膝をついた状態で行うことおすすめです。
テクニックポイント2:肘で床をタッチするようにする
この種目の最大のポイントは「肘で床をタッチする」ようにコントロールする点。
どういうことかと言うと、トライセプス・プッシュアップで脇を締めながら身体を沈む込ませたところから、身体を後方に引く際↓
両肘でフロアにタッチさせるようにします。
その状態から再び正面に身体をリバース・押し出すようにします。
この後方と前方の往復時は、肘関節を90度に固定させた状態で肩関節にて前後させるようにします。
これがトライセプス・ブラスター、肝中の肝であり、大事なテクニックポイントです。
これが負荷に負ける・疲労蓄積してくると、身体が後方移動時↓
肘が伸びてしまうエラーフォームになりがち。
これは絶対に避けたいエラーフォーム。
こうなってしまう場合、フロアにつく両膝を四つん這いに気味にするローオプションにて行うと負荷が低下し、格段にやり易くなります。
トライセプス・ブラスターでこのようなエラーフォームになっていると感じてらっしゃる方、無理せず四つん這い気味のオプションで乗り切りましょう!