ボディコンバット84-4「Shankara」テクニック・ポイント
レスミルズプログラム、「ボディコンバットリリース84」、トラック4・コンバット2「Shankara」。
登場回数の少ない「ウィップキック」のレア動作がやってくるこのコンバットトラック2。
その他、
「フロントスタンスでのカタ」
「ホップキック&ジャンプキック」
「ラウンドハウスニー&サイドキックコンボ」
それぞれのテクニック・ポイントを解説します。
ボディコンバットでレア動作からスタートする脂肪燃焼促進コンボ!
ボディコンバット・リリース84、トラック4・コンバット2「Shankara (Sunburn Goa 2019 Anthem)」。
このトラックはキック・ラウンドハウスニー・サイドキックのレップ数が多めな、高強度コンバットトラック2。
そして、ボディコンバットでは数少ない「ウィップキック」のレア動作が登場。
このページでは、そのレア動作に加えてトラック中で行う
・冒頭のカタ
・ウィップキック
・ホップキック&ジャンプキックリピーター
・ラウンドハウスニーコンボ
4つのテクニックポイントを解説します。
ボディコンバット84-4:カタのやり方
トラック冒頭は、カタからスタート。
最初はゆっくり行い、途中からスピードアップさせます。
格闘技らしく腰を落としながら、見映え良く行いたいところ。
このカタの注意点は
「重心をしっかり傾ける」
「ブロックの腕は交互なので注意」
の2点です↓
↓フロントスタンス・一礼・脇構え
↓左重心・右ローブロック
↓左重心・左ライジングブロック
↓右重心・左ローブロック
↓右重心・右ライジングブロック
重心をしっかり傾ける!
このトラックのカタは↓
重心を左右に傾けながら行うようにます。
重心を傾ける事でサイドランジと同形なので、内ももの内転筋群のストレッチも兼ねます。
行っていると重心傾かず、真ん中のままになりがち。
片膝伸ばし切って重心をしっかり傾けましょう!
ブロックの腕は交互なので注意!
前述通り重心を傾けてのこのカタでは、ブロックの腕の順番も要注意。
↑の写真の通り、
★左重心の時
=右ローブロック→左ライジングブロック
★右重心の時
=左ローブロック→右ライジングブロック
のように、腕は交互にローブロック→ライジングブロックの順番になってるのでご注意を!
ボディコンバット84-4:ウィップキックのテクニックポイント
このトラックの特徴的なのが、このウィップキック。
ウィップとは日本語で「鞭」の意。
鞭のように脚をしならせてけり込むイメージのこのキックのテクニックポイントは、蹴り込むタイミングで
「ギリギリまで蹴り込まない」
「音を目一杯使う」
がポイントです↓
↓コンバットスタンス
↓リアニー
↓ウィップキック
↓コンバットスタンス
↓リアニー
↓ウィップキック
ギリギリまで蹴り込まない!音を目一杯使う!
このウィップキックは、パっと見「フロントニー&フロントキック」と同形。
同形ですが、決定的な違いはタイミング。
4カウントの中で行うウィップキックは、その4カウント目に蹴り込みますが、その4カウント目ギリギリまで待ってから前脚でプッシュさせます。
溜めに溜め、サウンドを目一杯使って蹴り込むようにしましょう!
ボディコンバット84-4:ホップキック・ジャンプキックのテクニックポイント
前述のある種伏線的なウィップキックのあとに、本番的に行う「ホップキック」「ジャンプキック」2つのキック動作。
ホップキックでは、まさにその場でホップさせながらの蹴り込み。
ジャンプキックでは、正面にジャンプしながら蹴り込みます。
この2つのキックでは↓
「ホップキックは背中を真っ直ぐキープ」
「ジャンプキックは高さではなく低く遠く」
のテクニックが肝要です↓
↓コンバットスタンス
↓ホップキック
↓コンバットスタンス
↓ホップキック
↓コンバットスタンス
↓ジャンプキック
↓シャッフルバック
↓コンバットスタンス
↓ジャンプキック
↓シャッフルバック
ホップキックは背中を真っ直ぐキープで!
後ろ脚をニーアップさせ、そこからホップさせながら前脚で蹴り込むホップキック。
このキックでは蹴り足のコントロールが最も大事ですが、同時に身体を横から見た時に↓
背中を出来るだけ真っ直ぐキープさせながら行います。
その真っ直ぐキープさせたいホップキックは、行っていると背中が丸くなりがちに。
お腹にしっかり力を入れて胸の高さをキープし、背中をしっかり伸ばしながら行いましょう!
ジャンプキックは高さではなく低く遠く!
「ウィップキック」→「ホップキック」と来て、最後はジャンプキック・リピーター動作。
連続8レップ繰り返す展開は非常にハードと言え、ここの局面で心拍数がグッと上昇していきます。
ボディコンバットのジャンプキックで大事なのは、蹴り込む「高さ」ではなく、「低い軌道」と「出来るだけ遠へ」の2つ。
ジャンプキックは行っていると、何気に真上方向へジャンプになり、かつ蹴り足を振り上げてしまうエラーフォームになりがちに。
見映えはいいかもしれませんが、こうなると実は運動量が低下してしまいます。
なので、身体は低い軌道を描きつつ、出来るだけ遠くで蹴り込むようにボディコントロールさせましょう!
ボディコンバット84-4:ラウンドハウスニーコンボのテクニックポイント
キック3段構成に挟み込まれる形でやってくる「ラウンドハウスニー」と「サイドキック」のコンビネーション。
ここでは運動量を維持すると同時に、脚の筋肉のシェイプも図ります。
ジャンプキック直後に間髪入れずなのでハードなこのコリオ展開では
「ラウンドハウスニーの基本的テクニック」
「サイドキックは『イン→アウト→イン』を明確にさせる」
「サイドキックは腕の構えも明確に」
「ニーもキックも軸足に重心乗せる」
と、テクニックポイント多め。
要チェックで!↓
★LEVEL1
↓フロントスタンス
↓ラウンドハウスニー2回
↓サイドキック1回
★LEVEL2
↓フロントスタンス
↓ラウンドハウスニー2回
↓サイドキック1回
ラウンドハウスニーの基本的テクニックポイント@:身体を斜め45度に傾ける!
ラウンドハウスニーを行う際は、まずは上半身の向きが重要で基本的に↓
斜め45度程度に傾けるようにします。
これは、身体を倒すことで運動強度を上げる為。
背中が丸まらないように、しっかり胸を張りながら傾けて、かつ動作中は出来るだけその傾け角度をキープさせましょう!
ラウンドハウスニーの基本的テクニックポイントA:手脚を大きく動かす!
身体を斜めに傾けたら、実際にラウンドハウスニーで膝蹴りを繰り出します。
行う際は、両腕・脚を大きく動かすようにして脂肪燃焼促進させます。
打ち込む前は↓
両腕・脚を長く伸ばすようにします。
打ち込み時は↓
膝と共に、相手を引き寄せるように両腕を大きく振るアームスイングを。
この両腕と膝蹴りの脚は、おへそを中心にして動かすイメージで行うことで、コアの強化も図るようにしましょう!
サイドキックは「イン→アウト→イン」を明確に!
ラウンドハウスニー2回の直後、間髪入れずにサイドキックを1発蹴り込みます。
ボディコンバットではしばしば登場する、ラウンドハウスニーからのサイドキックは通常のそれより脚の動きをより明確にするテクニック・フォーム、それに伴うフィジカルが必要。
そのフォームは↓
↑@ニーアップ「イン」
↑Aサイドキック「アウト」
↑Bプル動作「イン」
このように蹴り込む脚をしっかり「イン」→「アウト」→「イン」でコントロールさせます。
このように明確に動かす事でお尻の「大臀筋」「中臀筋」を刺激、少なからずトレーニングに繋がります。
このサイドキックでヒップアップ効果を高めたい方は、このイメージが大事ですよ!
腕の構えを明確に!
脚のコントロールが大事な一方、見映え的には両腕の構えもチェック↓
片腕は脇構え・もう一方の腕は前腕を床と垂直になるよう立てるようにします。
通常サイドキックは腕を伸ばしますが、ここでは腕を立てましょう!
ニーもキックも軸足に重心乗せて!
ラウンドハウスニー・サイドキック、どちらも軸足の意識も持ちましょう。
何の意識かと言うと↓
どの状態でも軸足に重心を乗せる・乗せたままにするようにします。
そうする事でニー&キックの動きが安定すると共に、その軸足側の脚トレにも繋がるから。
要は、軸足に重心乗せる事で、少なからずでも脚のシェイプに役立つ、と言う事。
軸足側の膝を軽く緩めながら、重心を預けるようにしましょう!