ボディコンバットを受け続けると痩せる?痩せない?
間もなくアニバーサリーナンバー「ボディコンバット100」を迎える同プログラム。
レスミルズの中で、とりわけ日本での人気が高いこの格闘技プログラム。
このボディコンバットだけ受けていると痩せる??せない?ダイエット効果は?を解説してみます。
ボディコンバット・リリース100を迎えるにあたって個人的感想
来月・2024年9月に配信・スタートする、アニバーサリーナンバー「ボディコンバット100」を迎えます。
個人的には会員時代のリリース1から参加・関わってるだけに、リリース100というのは、非常に感慨深く、勝手に達成感を感じています(苦笑)。
レスミルズプログラムの中で、とりわけ日本の人気が高いボディコンバット。
その人気の高さの理由は、やはり「格闘技」という括りで見ると、日本文化と思考がマッチする所が理由かなと思います。
私が初めて参加したのが会員時代の2001年4月に「ボディコンバット テック&ショートクラス(30分)」。
筋トレも平行して行ってましたが、ストレス解消!という面で言えば、ボディコンバット含めて、スタジオクラスでの爽快感・達成感というのは、筋トレでは味わえないメンタル面でも大いに役立っていました。
その当時の体重は60キロ〜62キロの間でキープ。
(2023年2月現在は65?67キロの間)
1番酷い時で80キロ近くまで体重が上がってしまった肥満体型も、ボディコンバットがダイエットの一役を担ってくれたので、今はそれを仕事にしているとはいえ、感謝でしかありません。
そんな私の人生を間違いなく変えてくれたボディコンバット。
ダイエット効果といった、フィットネス的に見た運動効果を解説してみます。
ボディコンバットとダイエット効果は?
さてこのボディコンバット。
会員さんやスタジオ参加者の方から時折聞かれる
「痩せるの?痩せないの?」
の、いわゆるダイエット効果の件。
単純にこのダイエット視点で見た時に、痩せるのか?痩せないのか?
結論から言うと
「ボディコンバットばかりしていると、太りやすくなります」
といえます。
なぜでしょうか?さらに解説します。
ボディコンバットのやり過ぎは太りやすい体質に変化します
ボディコンバットは、マスタークラスで約700キロカロリー消費するとされています。
もちろん、これは個人差があるので、全ての人に当てはまるということではありませんので、あくまで参考程度になさってください。
とはいえ、700キロカロリー消費する有酸素運動というのは、中々な高強度。
ジムに設置してあるエアロバイクを30分漕いで約150キロカロリー程度の消費カロリーになります。
(この150キロカロリーは、コンビニおにぎり1個分程度。)
それを踏まえると、60分で700キロカロリーというのは、エアロバイクよりもある種効率的ですよね。
最近のボディコンバット。
とりわけトラック5・パワートラック2にてポピュラーになった「MMAトレーニングトラック」に代表されるように、運動強度も年々明らかに高くなってきているので、700キロカロリー以上を人によっては消費してるかもしれません!
前述のMMAトレーニングトラックなどでは、急激に心拍数が上昇して「ゼーゼーハーハー」とキツいところ。
と、ここでポイントになるのがその「心拍数」。
ボディコンバットやその他のレスミルズ、そして有酸素運動での最大の目的は「脂肪燃焼」ですよね。
この脂肪燃焼。
そもそも有酸素運動で使われるエネルギー源は最初に「糖質」が使われます。
その糖質が体内から枯渇してくると、次に脂肪が使われやすい環境になっていく思いきや、過度に心拍数が上がり過ぎる運動強度では筋肉を分解させ、そこからエネルギーを引き出してしまう可能性が高まります。
これはボディコンバット以外の他のレスミルズプログラムで言えば↓
ボディコンバット
ボディパンプ
ボディアタック
ボディステップ
RPM
グリッド
これらのプログラムなどの「心拍数が急激に上がる有酸素運動」というのは、前述の通り、まずは何より燃やしたい「脂肪」よりも「筋肉=タンパク質」を分解させて、そこからエネルギーを引き込んで使われる可能性が高まります。
筋肉というのは、基礎代謝量の源。
もっと簡単に言うと脂肪燃焼の工場の役割。
今、これを読んでらっしゃる貴方も、その現在、カロリー消費が進行しています。
それは心臓や内臓の働きや体液血液の流れだったり。
が、大半は筋肉がそれを担っているのです。
なので
脂肪燃焼の工場である筋肉量が低下
↓
同時に基礎代謝量も比例して下がってしまう
↓
長期目線で見ると、結果的に脂肪がつきやすい体型に変化してしまうリスクが高まる
となります。
わかりやすく言いますと
「心拍数が上がりすぎる有酸素運動というのは、筋肉を削りながら行う可能性が高く、脂肪燃焼度合いが低下し、かつ将来的には脂肪つきやすくなりますよ!」
という事です。
特段ダイエット時においては、ボディコンバットなどのスタジオプログラムやマシンスペースでの、エアロバイクやランニングマシンに代表される有酸素運動ばかりに頼ると、太りやすくなってしまうのです。
痩せたくて行っているのに、まさに本末転倒。
とちなみに、体脂肪1キロを削り取るには、約7,700キロカロリーものカロリー消費が必要とされ、そこまで動かないとしないと無くなりません。
7,700キロカロリー・・・。
エアロバイク1日漕いでも、ボディコンバット1日何本受けても、到底消費しきれないカロリー量・・・。
そこで重要になるのが、やはり筋トレというわけです。
筋力トレーニングで筋力アップさせ、体脂肪を燃やしやすい体内環境を作ることも、クラスを参加する上で非常に重要となります
なので、結論としてはダイエットを目指してボディコンバットやスタジオクラスに参加されてらっしゃる方は
「スタジオクラス」と「筋トレ」を両方をバランス良く行う意識を持ちましょう!
食事も肉を食べたら野菜も食べますよね?
ボディコンバットと筋トレも同じ様な事が言えます。
要はバランス良く、そして楽しくクラスに参加してみましょう!
おススメ筋トレ種目4選!
フィットネスクラブでスタジオクラス参加が主体だと、実際に筋トレに取り組む時は「何をすればいいの?」となりますよね。
様々なマシンやダンベルなどのフリーウエイトがあるので、それを見るだけでやる気そがれるみたいな(涙目)。
そんな方におすすめしたいのが↓に紹介する、4つの種目。
その4つを集中して行うと、マシンスペースの込み具合にもよりますが、15分程度で終了可能。
スタジオクラス入場前の待ち時間を4つの筋トレで有効に使ってみましょう!
@チェストプレス
■ターゲット:主に胸の「大胸筋」 / 補助的に腕裏の「上腕三頭筋」
■筋肉つけたい場合の回数&セット数:10回程度出来る重さで2〜3セット
■引き締めたい場合の回数&セット数:15回程度出来る重さで2〜セット
Aラットプルダウン
■ターゲット:主に背中の「広背筋群」 / 補助的に力こぶの「上腕三頭筋」
■筋肉つけたい場合の回数&セット数:10回程度出来る重さで2〜3セット
■引き締めたい場合の回数&セット数:15回程度出来る重さで2〜セット
Bレッグプレス
■ターゲット:ももの「大腿四頭筋」 / お尻の「大殿筋」
■筋肉つけたい場合の回数&セット数:10回程度出来る重さで2〜3セット
■引き締めたい場合の回数&セット数:15回程度出来る重さで2〜セット
Cクランチ
■ターゲット:お腹の真ん中の「腹直筋」
■回数&セット数:10回〜15回を2〜3セット
この4つだけで構いません!
なぜかというと、この4つのマシン・種目は身体の筋肉の大部分を鍛える事が可能だからです。
要は効率的なんです。
スタジオクラス入場時間の少し前にジムに入って取り組んでみてくださいね!